格闘家の那須川天心と武尊が24日に都内で会見を行い、来年6月に対戦することを発表した。K-1やRISE、RIZINなどとは別の完全な中立の舞台での対戦となるが、会場や、ルールについてはどうなるのか。榊原信行CEOが説明した。

　待望されていた両者の対戦がついに実現する。榊原CEOは「24日にいろいろなことが調整がついて間に合った。大みそかのまえに決着をつけるということでようやく発表できた」とホッとした表情で話した。

　具体的な日にち、場所などについて会見で説明。「ようやく両陣営との調整がついたところ。RISEでもK-1でも、RIZINでもない。新しい格闘技イベントを作り出すということで、主催者含めて創生していく。いずれにしても私が総合プロデューサーして、格闘技だけじゃない、日本のスポーツ界、世界のエンターテインメントで通用するようなイベントにしたい」と続けた。

　契約体重は58キロ。前日計量を行い、4キロまでの増量が認められ、当日計量のリミットは62キロ。ルールのキックボクシングルール。「判定も”見える化”したい。判定基準も明確にして、ラウンドごとにクリーンに見えるように。ルールはこれから調整したい」と語った。

　日付については、6月の某日。会場については「日本で1番でかいところで調整していく」と明かし、「最終調整しています。東京ドーム、ワンチャン国立競技場。今の新国立がやらせてくれるのかわからないが、このカードならワンチャン狙えるんじゃないかと」とコメントした。