村田「CDジャケットではタキシードを着用していますが、いままで着たことは?」

飯伏「ちゃんとしたタキシード初めてだったかも」

村田「ちゃんとした?」

飯伏「去年、変則的なタキシード(ゼスチャーで)こういうの付いてました」

村田「サスペンダー？」

飯伏「そう。サスペンダー」

村田「サスペンダー付いてるのが変則的?」

飯伏「うん、まあ(笑)え?あれはちゃんとしてるんですか?」

村田「ええまあ（笑）じゃあ今回はフォーマルで」

飯伏「そうですね」

村田「オーダーメイド？」

飯伏「違いますね」

村田「え？既製品ですか？レスラーの皆さんはシャツからオーダーメイドの方が多いですよね？」

飯伏「ぎりっぎり既製品ですね。でも力を入れたまま腕に挙げるとビリって破れちゃう。たぶん全身に力を入れたら全部ビリっていっちゃいますね。ギュ!ってやったらパン!ってなります」

村田「パン!って(笑)　写真では足を組んでるじゃないですか？」

飯伏「あの足を組むカットは1番ギリギリでした。タキシードだったから破れないように手で足を押し込んで組んでいるような恰好をしました」

村田「反対に裏ジャケットのいつものコスチュームは超リラックスで?」

飯伏「いつもの感じで、最高のリラックスですね(笑)」

村田「体も仕上がっているじゃないですか?」

飯伏「いや、ちょっと緩んでいる頃ですね。これはカメラマンさんの上手さですよ。影ですよ」

村田「影?照明ですか?」

飯伏「そうそう照明の力を使って(笑)」

村田「ということは飯伏選手はマックスはこんなもんじゃないぞと?」

飯伏「こんなもんじゃないです。マックスのときはもっとヤバいことになってますよ。でも撮影はこれぐらいがベストじゃないのかなって。ピアノですから。“よみぃ”さんのファンが買うとき、これ以上バッキバキだったら、ちょっと気持ちが悪いですよね。何か変なゴキブリみたいなのがいるって思うかも」

村田「いやいやゴキブリって(笑)」

飯伏「ゴキブリの裏側って(腹筋をさして)こんな感じですよね」

村田「…えーと音楽の話でしたっけ?(笑)ところで飯伏選手はどういうファッションがお好きなんですか?」

飯伏「どういうファッション?うーん、自分の感覚、完全なるフィーリングです。何が良いとかもその時の気分ですね」