高柳明音、SKE48時代は「時々はみ出していた」 アイドル卒業から半年の心境告白

アイドル卒業後の変化を語った【写真:山口比佐夫】
アイドル卒業後の変化を語った【写真:山口比佐夫】

SKE48を卒業して「今の自分だからできることもたくさん」

――4月にSKE48を卒業されて、現在はソロで活動されています。半年以上がたちましたが、いかがでしょうか。

「SKE48をやり切って、未練もなく卒業ができたので、『戻りたくなった?』と聞かれることがあっても、いい意味で戻りたくないと思えます。今の自分だからできることもたくさんあり、それに新鮮さも感じています」

――アイドル時代と現在を比べて、心境の変化でしたり、感じていることはありますか。

「アイドル時代の私は、ステージ上で常に壊れているタイプだったので、そういったことができなくなったのは寂しく思っています。SKE48時代の私は、時々はみ出していたので(笑)。今回の舞台では、アドリブのシーンもありますが、コンサートのように常に新しく何かを生み出すというよりも、物語をはみ出さない枠の中で演じることが大切だと思っています」

――アイドル卒業後は、女優業をメインに活動されていますが、以前SNSで「歌う機会を作りたいねとマネージャーと話した」と投稿されていました。歌の活動でお話できることは。

「実は『ナナシ2021』の中で歌わせていただきます。どんな歌なのかは見てからのお楽しみなのですが、まさか自分が歌うとは思っていなかったので、このような機会をいただけてうれしく思っています」

――今後、チャレンジしたいことはありますか。

「映像作品にあまり出演できていないので、ドラマや映画にも挑戦したいです。それから、コロナ禍になって、遠くへ出かける機会が少なくなったので、いろんな場所へ出かけたいという気持ちがあります。いろんなものを見て、写真を撮りたいです」

――具体的に行ってみたい場所は。

「SKE48のミュージックビデオ撮影で行った小豆島ですね。思い出深い場所だったのですが、記憶があいまいになってきたので、また行ってみたいと思っています。それから、毎年行っていた沖縄にも行って、またスキューバダイビングをしたいです。ここ3年くらい潜れていないので」

――最後にこの記事を読んでいる皆さんへメッセージをお願いします。

「今回の舞台では、アクション、殺陣も頑張ったので、皆さんに新しい自分を見ていただけるのではないかと思っています。舞台になじみがない方にも見ていただきたい作品なので、劇場まで足を運んでいただけたらうれしいです。ぜひ、感想も聞かせてください」

□高柳明音(たかやなぎ・あかね)、1991年11月29日、愛知県出身。2009年に行われたSKE48第2期オーディションに合格し、12年間アイドルとして活動。21年4月にグループを卒業し、現在は女優業をメインにマルチに活躍中。鳥好きで知られており、鳥と撮影をしたカレンダー「高柳明音2022卓上カレンダー」が絶賛発売中。

○30-DELUX NAGOYA アクションクラブ MIX「ナナシ2021」
https://www.30-delux.net/nagoya/nanashi/
【出演】
川原正嗣/高柳明音/名古屋山三郎/村瀬文宣/古畑奈和(SKE48)/松岡拳紀介/三隅一輝/武田浩二/田中精/泉紫太朗/髙木俊輔/林宏樹/津山直紀/伊藤天馬/木下竜真/眞野颯/清水順二/田尻茂一

【公演スケジュール】
2021年12月25日(土)~28日(火)東京公演 会場:新国立劇場小劇場

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