旅行意欲がコロナ禍後最高値、ワクチン接種者約6割が旅行前向き 最新調査で明らかに
株式会社リクルートが運営する地域振興機関「じゃらんリサーチセンター」が、2020年3月から「新型コロナウイルス感染症による旅行市場への影響」調査を継続的に実施。マクロミル会員モニターの20歳以上の男女1652人を対象に実施した最新調査で、旅行意欲が調査開始からの最高値を記録したと発表した。
マクロミル会員モニターの20歳以上の男女1652人を対象に調査を実施
株式会社リクルートが運営する地域振興機関「じゃらんリサーチセンター」が、2020年3月から「新型コロナウイルス感染症による旅行市場への影響」調査を継続的に実施。マクロミル会員モニターの20歳以上の男女1652人を対象に実施した最新調査で、旅行意欲が調査開始からの最高値を記録したと発表した。
21年11月末時点の潜在層を含めた旅行意欲は67.7%で、調査を開始した20年3月以来最高値を記録。旅行の予定のある人は21年9月の前回調査から5.5ポイントの増加した。ただし、旅行に行きたいが様子をみている人が全体の46.0%と大勢を占めていることが分かった。
ゴールデンウイーク(GW)を除く春の旅行意欲は、前回調査と比較して6.7ポイント、前年調査と比較して9.6ポイント増加。GWについては、前回および前年調査と比較し、旅行意欲はほぼ横ばいであった。60代~70代女性のGWを除く春の旅行意欲は、前年調査と比較して22.1ポイント増加したが、GWについては1.4ポイントの増加にとどまった。
ワクチン接種者で「旅行に行きたいが様子をみている層」「予定をしており、気を付けながら行く層」「予定をしており、気にせず行く層」を合計した旅行に前向きな姿勢の人は、前回調査から8.2ポイント増加して、59.8%を占めた。
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【写真】今調査における回答者のプロフィール