ものまねGP優勝の武内駿輔、“師匠”神奈月から学んだ真髄「笑わせてこそモノマネ」
声優の武内駿輔が21日、日本テレビ系バラエティ番組「ものまねグランプリ ザ・トーナメント2021」で優勝の栄冠を手にした。武内は生放送後の囲み取材に登場し、喜びの声をあげた。
水ダウ企画でレクチャー受け「本当に師匠に感謝」
声優の武内駿輔が21日、日本テレビ系バラエティ番組「ものまねグランプリ ザ・トーナメント2021」で優勝の栄冠を手にした。武内は生放送後の囲み取材に登場し、喜びの声をあげた。
今回は番組史上初、最後は生放送の視聴者投票で優勝者が決まった。決勝に勝ち上がった荒牧陽子、友近、山寺宏一を制した武内。福山雅治の「家族になろうよ」と「HELLO」で他を圧倒した。
バラエティー番組「水曜日のダウンタウン」(TBS系)の企画でモノマネ芸人・神奈月からレクチャーを受けた武内は「やっぱり今回参加できたのは神奈月さんのお力添えがあってというか、自分にモノマネをやるきっかけをサポートしてくださった神奈月さんが一番大きい存在。いい恩返しができた結果なんじゃないかなと思いました。本当に師匠に感謝です」と喜びをかみしめた。
報道陣から「神奈月さんにはどんなメッセージをお伝えしたいですか?」という質問があがると、武内は「ただ似ているだけじゃなくて、その場にいる人を楽しませて、テレビの向こう側にいる人たちを笑わせてモノマネなんだと神奈月さんの背中から勉強させてもらいました。モノマネ芸に対する心意気みたいなものを手ほどきしてもらったことを感謝しているので、そのことをお伝えしたいと思っています」と丁寧に言葉を紡いだ。
武内は1回戦で声優の先輩で同じ決勝進出者の山寺のモノマネも披露。武内は「ご本人にモノマネを披露したのは今回が初めてでしたし、情けない数字では終わりたくないと思っていたところ、1位通過できました。大先輩にも顔向けできるぐらいの結果は残せたんじゃないかと思います」とほっとした表情を見せていた。
さらに来年の抱負を聞かれた武内は「僕の指針というか目標としてあるのは、声優という職業をいろんな人に知ってもらって、我々がやっている仕事の面白さというか、可能性みたいなものを引き続き披露できる機会があるのであれば挑戦し続けていきたいと考えています。声優という仕事を第一にしつつ、ほかの仕事も頑張っていきたいなと思っています」と意気込みを語っていた。