浦和退団の槙野智章、天皇杯2日後に経費精算の仕事「これも人生」 去就にも言及
サッカー元日本代表DFで今シーズン限りで浦和レッズを退団する槙野智章が21日、東京・神田明神で行われた電子帳簿保存法イベント「さよなら、レシート感謝祭」に出席。特大レシートを日本刀で切断し神殿でレシート納めを行うと同時に、今後の去就について語った。
この日のプレゼンのできは「90点」
サッカー元日本代表DFで今シーズン限りで浦和レッズを退団する槙野智章が21日、東京・神田明神で行われた電子帳簿保存法イベント「さよなら、レシート感謝祭」に出席。特大レシートを日本刀で切断し神殿でレシート納めを行うと同時に、今後の去就について語った。
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先日行われた第101回天皇杯全日本選手権決勝で、シュートコースを変える技ありのヘディングでゴールを決め、チームを日本一に導いた。プロサッカー選手として活躍する一方、2018年にはコスメブランドを扱う「(株)ハルテンジャパンリミテッド」を創設。起業家の一面ももつ。
クラウドサービス企業「freee」の経費精算ソフトを使い、レシートが不要になるというプレゼンを実践する前に、司会者に「優勝おめでとうございます」と祝福された槙野は「2日前に素晴らしい内容で、素晴らしい結果を出すことができた、2日後に違う仕事ができるのも人生かなと思います」と喜びの表情。「買い物したとき、食事に行ったとき、レシートがかさばっているときがあります。月末には税理士、経理士に提出するためにノートに張る。その作業がものすごく面倒臭い。(これがあれば)レシートを張る作業から解放されます」と呼びかけた。
落ち着いた口調で滞りなくプレゼンを済ませ、できを「90点」と評価した。
20日、浦和レッズの解散式を済ませシーズンオフに突入したが、今後の去就が注目される槙野の周囲は慌ただしい。
まずは先日のゴールを振り返り「あれほどドラマチックなゴールを決めたことは初めて」といまだ興奮冷めやらぬ様子で「一生、自分の中で語り継がれるゴールになったと思います」と清々しい表情を見せた。
試合後、スマホを確認すると400通を超える祝福メールが届いていたと反響のすさまじさを伝え、「まだ返事ができてない」と申し訳なさそうに付け加えた。
一部メディアでは、ヴィッセル神戸入りが有力と伝えられている。
槙野は「浦和退団が発表された日に、3つのチームから(オファーが)来ました」と率直に明かし、自ら直接、相手チームの社長、監督らと面接したことを認め「『なぜ自分のことが欲しいのか?』をうかがい、一緒にチームを作ってほしい、ゆくゆくは指導者として、という話をどのチームからもいただきました」と手応えを得ていることを告白。
「必要な場所に行きたい。お金は関係ない」ときっぱり断言し「来年は35歳になりますが、1年目の気持ちでやらないといけない」と表情を引き締めた。