「美しく恐ろしい」筒井真理子の演技に脱帽 絡みシーンのエピソードも披露
女優の筒井真理子が7月2日、都内で、主演映画「よこがお」の舞台あいさつに出席した。脚本も務めた深田晃司監督らも登壇し、映画の内容にちなんで“プチ復讐”や共演者の“横顔”のエピソードを披露した。
深田晃司監督作品「よこがお」舞台あいさつ 撮影時のキャベツ秘話も明かされる
女優の筒井真理子が7月2日、都内で、主演映画「よこがお」の舞台あいさつに出席した。脚本も務めた深田晃司監督らも登壇し、映画の内容にちなんで“プチ復讐”や共演者の“横顔”のエピソードを披露した。
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本作は、ある事件がきっかけで「無実の加害者」に仕立てあげられ、幸せをすべて奪われた女・市子が、自分を見捨てた人生に復讐するため、自由奔放な女“リサ”へと姿を変えて、ある計画を実行するストーリー。人生を取り戻すため、女が仕掛けた哀しくも危険な復讐を描くヒューマン・サスペンスだ。
深田監督は「淵に立つ」(2016年公開)で第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞を受賞。同作に出演した筒井と再びタッグを組んだ。
主人公の市子/リサを演じた筒井真理子は「今まで見たことがない映画と言ってくださる方が多い。(映画を通して)したことのない体験を一緒にしてもらえたら」とメッセージを込めた。市子の運命を変える女性・基子役の市川実日子(41)は「筒井さんが美しいです。恐ろしいです」と、筒井の演技を表現した。
2人の女性に翻弄される男性・和道役の池松壮亮(28)は、筒井の“横顔”について、「筒井さんはものすごく役に入り込んでキリキリされていた。ある日の撮影前にキャベツをたくさん食べていて、『撮影前にキャベツをたくさん食べたけど気にしないでください』と言われた。本番が回ったらキャベツくさくて、チャーミングな面を見れました」という秘話を明かした。
一方の筒井は池松について、「今回が初めての共演で、楽しみにしていました。年は離れていますが、絡みのシーンが本編にある。お会いする時は爽やかに素敵にあいさつをしたかったけど、一番追い込まれているシーンが初めてのシーンでした。真っ赤で涙目で。その状態でお会いしたのでげんなりしているだろうと思いましたが、(池松が)大人で優しくて、絡みのシーンもとっても楽しかったです」と話すと、市川らがたまらず大笑いした。
“復讐”について深田監督は「20代の頃に映画のコンペに落ちまくっていた。いい映画を作って証明してやろうと思っていた。今でも映画を作ること自体がある意味の復讐なのかもしれない」と語った。
舞台あいさつにはほかに、ドラマ「俺のスカート、どこ行った?」(日本テレビ系)で話題の須藤蓮(22)、若手女優の小川未祐(18)も登壇した。
映画「よこがお」は、7月26日から角川シネマ有楽町、テアトル新宿ほかで全国公開となる。