【アバランチ】最終回ラスト30分の衝撃 「久しぶりに手に汗握るドラマだった」の声も
俳優の綾野剛が主演を務めるカンテレ・フジテレビ系月曜ドラマ「アバランチ」(午後10時)の最終回が20日に放送された
SNS上では歓喜の声「ただただ最高!」「ありがとうアバランチ!」
俳優の綾野剛が主演を務めるカンテレ・フジテレビ系月曜ドラマ「アバランチ」(午後10時)の最終回が20日に放送された
(以下、ドラマの内容に関する記載があります)
同作は謎に包まれた集団「アバランチ」の活躍を描く劇場型ピカレスク(悪漢)・エンターテインメント。「アバランチ」は政治家や官僚、大企業などの富と権力を持つ“強者”に対し、独自の捜査や追跡、そして報復を行う。綾野は主人公で「アバランチ」のメンバー・羽生誠一を演じる。「アバランチ」は羽生の他、室長の山守美智代(木村佳乃)、天才ハッカーの牧原大志(千葉雄大)、元所轄刑事の打本鉄治(田中要次)、元自衛隊の明石リナ(高橋メアリージュン)で構成されており、警視庁捜査一課を左遷された西城英輔(福士蒼汰)もメンバーに加わった。「アバランチ」は内閣官房副長官・大山健吾(渡部篤郎)の闇を暴くべく、大山と関わりのある人物に狙いを定めて切り崩していく。
13日に放送された第9話では、3年前の偽装テロ事件で亡くなっていたはずの藤田高志(駿河太郎)と羽生が再会。羽生が大山側につかないことがわかると、藤田は羽生に向けて発砲した。一方、「アバランチ」の解散に納得できない西城は、「毎朝ジャーナル」の記者・遠山(田島亮)と協力し、大山を切り崩したいと考えていた。
藤田に撃たれた羽生のもとに、牧原とリナが駆けつける。セーフハウスでリナから応急措置を受けた羽生。羽生の受けた弾丸は急所を外れていた。その頃、山守と西城、内閣情報調査室のエース・桐島雄司(山中崇)は、大山から元の役職に戻すと提案される。セーフハウスにやって来た山守と西城。山守は助かるために出頭することを勧めるが、羽生たちは拒否する。山守が連れて来た「極東リサーチ」がセーフハウスに乗り込むと、羽生、牧原、リナの反撃が始まった。
羽生は内閣総理大臣・郷原栄作(利重剛)に会いに行き、牧原とリナは警察署に出頭した。総理に近づく羽生を、護衛の藤田は撃つことができない。しかし「極東リサーチ」によって撃たれてしまった羽生。羽生たちの確保は「指名手配犯確保」として全国ニュースで報じられた。ついに「アバランチ」が逮捕され、大山は山守に礼を言う。しかし山守は「ここからが雪崩の始まりですから」と微笑する。
同じ頃、西城の父でもある刑事部長(飯田基祐)が、「極東リサーチ」への武器横流しについて会見を開き自白した。すかさず遠山は「毎朝ジャーナル」でこれまでのことを記事にする。「毎朝ジャーナル」は飛ぶように売れ、ネット上では瞬く間に「アバランチ」への誤解が解けていく。そして総理は大山を更迭した。
すべては「アバランチ」の描いた計画通りだった。セーフハウスに集まった日、大山への反撃を決意したメンバー。羽生は総理暗殺をくわだてた男としてわざと現行犯逮捕され、牧原とリナは自首。世間の注目が「アバランチ」に集まったタイミングで、西城の父が会見。
さらに羽生たちには、「最高の切り札」があった。打本が過去に製作したペンダント型の小型カメラで、羽生と藤田とのやり取りを撮影していた。動画を見た総理は、「国民の話を聞くのが総理の役目だからね」と、対面した羽生の言葉を信じたのだった。そしてすべてが解決すると、羽生は姿を消した。
絶体絶命かと思われた前半と打って変わり、後半30分で一気に反撃開始した「アバランチ」。怒涛(どとう)の快進撃にSNS上では「ただただ最高!」「ありがとうアバランチ!」「ラスト30分で一気に雪崩が起きるの気持ちいい!」と歓喜する視聴者が続出。
また「首相が8人目のアバランチになってしまった」「打さんがアバランチを助けてくれてる」とのコメントも。さらに「今までのドラマで断トツでおもろい」「久しぶりに手に汗握るドラマだった?」「1話1話が1本の映画見てるみたいに濃いし面白い」と、作品のクオリティの高さに称賛も相次いでいる。早速「続編あるかな」「映画化ないですか?」と、続編を期待する声も挙がっている。