PC未所持でもeスポーツ世界一に 優勝賞金1億5000万円、最初の使い道は「パソコン」
本格スマホeスポーツ「Shadowverse(以下、シャドウバース)」の世界大会「Shadowverse World Grand Prix 2021 GRAND FINALS」が19日にさいたまスーパーアリーナで開催。優勝を果たしたkakipは、優勝賞金でまずパソコンを購入したいと明かした。
PC使用の試合ではミスが飛び出すも…原因は“勘違い”
本格スマホeスポーツ「Shadowverse(以下、シャドウバース)」の世界大会「Shadowverse World Grand Prix 2021 GRAND FINALS」が19日にさいたまスーパーアリーナで開催。優勝を果たしたkakipは、優勝賞金でまずパソコンを購入したいと明かした。
今大会では並み居る猛者を退け、見事世界の頂点に立ったkakip。賞金1億5000万円と莫大な金額を手にしたが、まだ実感はなく、使い道は「まだ全然分からないです」とうれしい悲鳴を上げていた。
優勝直後のインタビューでは、賞金で「パソコンを買いたい」と口にしていたkakip。シャドウバースはスマートフォンとパソコンのどちらでもプレイ可能だが、kakipはパソコン未所持のまま“eスポーツ世界一”を手にするという、珍しい展開となっている(世界大会は全員が提供PCを使用)。
決勝では切り札「宿命の狐火・セッカ」を間違えて消費してしまうという思わぬミスも飛び出してしまい、頭を抱える場面も。ただ、これはパソコンに不慣れだからではなく、PP(プレイポイント/ターン中に使えるポイント)を勘違いしたことが原因だったことも明かし、「これからは(大会スポンサーでもある)GALLERIAさんのパソコンでしっかりやっていきたいと思います」と笑顔を見せていた。
まさに“夢”をつかんだkakipは、自らを世界一まで連れていったシャドウバースを「宝」と表現。「これまでシャドウバースで対戦してきた人や、調整してきた人、すべて含めて宝だと思っています。チームメートには本当に感謝しています」と語り、調整に協力してくれたチームメートへの恩返しも約束。仲間とともに駆け抜けた日々をかみ締めた。