【M-1】「ハライチ」敗者復活戦勝ち抜き 岩井が“恨み節”「予選で1回落としやがったな!」

“漫才日本一”を決める「M-1グランプリ2021」の決勝が19日、東京・六本木のテレビ朝日スタジオで行われ、敗者復活戦を勝ち抜いた「ハライチ」が決勝10組の最後の1枠に滑り込んだ。4番手で登場した。

敗者復活戦を勝ち抜いた「ハライチ」【写真:ENCOUNT編集部】
敗者復活戦を勝ち抜いた「ハライチ」【写真:ENCOUNT編集部】

4番手で登場し漫才を披露

“漫才日本一”を決める「M-1グランプリ2021」の決勝が19日、東京・六本木のテレビ朝日スタジオで行われ、敗者復活戦を勝ち抜いた「ハライチ」が決勝10組の最後の1枠に滑り込んだ。4番手で登場した。

誰もがアッと驚く夢のタッグ…キャプテン翼とアノ人気ゲームのコラボが実現

「ハライチ」の名前が読み上げられると澤部佑は「めちゃくちゃかっこいいでしょ! ラストイヤーで!」とガッツポーズ。岩井勇気は「予選で1回落としやがったな! 見てろよ!」と“恨み節”で意気込んだ。

 敗者復活戦の5番手で登場したハライチ。半袖で登場した澤部に、ゲストたちも「本気を感じた」と驚き。さらに、中盤から一言も発することなく澤部のボルテージが上がるのを待っていた岩井については「しゃべらないのはすごく怖い手法。それをできるのがすごい」「岩井の顔が悪魔に見えてきた」と称賛していた。

 敗者復活の得票数は1位のハライチが40万1909票、2位の金属バットが37万6458票、3位の男性ブランコが34万5898票となっていた。

「M-1グランプリ」はプロ、アマ、芸歴、所属事務所の制約はなく、「結成から15年以内」という出場資格さえ満たしていれば誰でも参加することができる日本最大のお笑い賞レース。賞金1000万円とブレイク芸人の座をかけ、今年は過去最多の6017組がエントリーした。敗者復活戦には、ファイナリスト経験者6組が参戦、さらに「M-1」挑戦ラストイヤーとなる実力派コンビが参戦する大混戦となっていた。

 敗者復活戦には、ダイタク、ヨネダ2000、男性ブランコ、さや香、ハライチ、アルコ&ピース、金属バット、ヘンダーソン、カベポスター、からし蓮根、アインシュタイン、東京ホテイソン、ニューヨーク、見取り図、マユリカ、キュウの16組が参戦。敗者復活戦の様子は生放送され、視聴者投票によって勝者が決まるシステム。イベントのMCは陣内智則と西野七瀬が担当した。

 ゲストで登場した銀シャリ・橋本直は「決勝じゃないかと思うくらい」、スピードワゴン・小沢一敬も「(ワクワクして)眠れなかった」と声を弾ませる熱戦となった。

【ハライチ】岩井勇気、澤部佑
2006年結成。ワタナベエンターテインメント所属。05年から17年まで9大会連続で出場し、そのうち09年から16年までは4年連続で決勝に進出した。今年が結成15年のラストイヤー。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください