【青天を衝け】大詰めのラスト2話 栄一が慶喜から聞かされた言葉は「グッときます」
NHKの大河ドラマ「青天を衝け」(日曜午後8時)もいよいよ大詰めを迎え、残すところ第40回と最終回の2話になった。12月19日に放送される第40回は友の死をはじめ息子の問題など渋沢栄一(吉沢亮)にとっては、心にずっしりとくる内容となりそうだ。見どころを探った。
NHK大河ドラマ「青天を衝け」第40回の見どころを探る
NHKの大河ドラマ「青天を衝け」(日曜午後8時)もいよいよ大詰めを迎え、残すところ第40回と最終回の2話になった。12月19日に放送される第40回は友の死をはじめ息子の問題など渋沢栄一(吉沢亮)にとっては、心にずっしりとくる内容となりそうだ。見どころを探った。
NHKによると、アメリカで日増しに排日の機運が高まっている中、実業の第一線を退いた栄一が、日米関係を改善しようと妻・兼子(大島優子)と渡米する内容という。特別列車で全米60の都市を巡り、民間外交に奔走する。しかし、その道中、長年の友、伊藤博文(山崎育三郎)暗殺の知らせが飛び込むという。
一方、渋沢家では、篤二(泉澤祐希)が再び問題を起こし、責任を感じた栄一は苦渋の決断を下す。そんな中、慶喜の伝記の編纂(へんさん)は大詰めを迎えていた。栄一は慶喜(草なぎ剛)から意外な言葉を聞かされるという。
注目したいのは、特別列車での全米60の都市を巡る様子をどう映像で描いているのかということ。コロナ禍で撮影には多くの制限を余儀なくされ苦労したようだが、栄一がフランスを訪れた設定もVFXを活用して見ごたえのある映像を作り上げていた。今回はどんな工夫がなされているか楽しみだ。
14日に行われた取材会で列車のシーンの撮影に吉沢は「列車を全力でスタッフの皆さんが揺らして、走っているように見せていました。窓の向こうは想像してという感じでした。楽しかったです」と満足げに話していた。演出の黒崎博氏も「列車がなかなか揺れなくて、10人、20人でセットを揺らしました」とし、「青天チームに一体感が生まれた瞬間を感じました」と語っていた。
また、栄一が慶喜から聞かされた意外な言葉の内容も気になる。吉沢は、これまでの取材で、慶喜との終盤のシーンは「グッときます」と語っていた。2人のシーンにも期待したい。