朝倉海「2022年は海外挑戦をしたい」 ベラトール王者ぺティスと「闘ってみたいです」
格闘家の朝倉海が2022年の海外進出を熱望した。
大みそかRIZINバンタム級トーナメント制覇に自信
格闘家の朝倉海が2022年の海外進出を熱望した。
16日、大みそかの格闘技イベント「Yogibo presentsRIZIN.33」(さいたまスーパーアリーナ)に向けた公開練習を行った海は、「体がどうなっても絶対優勝したいと思います」とRIZINバンタム級トーナメント制覇に自信を示すと、その視線を海外に向けた。
「2022年は海外挑戦をしたい。海外での試合を実現させたい。バンタム級トーナメント、枠って空いているんですか? ベラトールの」
3月に開催されるベラトールバンタム級ワールドグランプリには精鋭8人が参戦。RIZINバンタム級王者の堀口恭司や、12月3日に堀口を破ったベラトールバンタム級王者のセルジオ・ぺティス(米国)らが名を連ねる。飛び入り参戦するつもりだ。
海は堀口を破ったペティスとの対戦についても「もちろん、闘ってみたいです」と即答。3回まで堀口に押されながら4回にバックブローで劇的勝利を飾ったペティスの戦略について、「ああいう戦い方は堀口選手にとって有効だなと思いました。待ってチャンスを狙うという」と評し、新たな日米対決を見据えた。
大みそかは大いになる野望成就に向けた“片道切符”を手に入れるための闘いだ。
準決勝は瀧澤謙太、1日2試合目となる決勝は井上直樹VS扇久保博正の勝者と対戦する。
現在の調子は「すごくいい練習ができている。すごくコンディションもいいです」と上向き。右拳の治療中に下半身を集中的に強化し、蹴りの威力が増した。また、BRAVEジムに出稽古し、元レスリング五輪代表の宮田和幸から寝技の指導を受けている。
1日2試合を闘い抜くため、ラントレに力を入れ、スタミナが向上。「走り込みだったり、縄跳びやったり、そういう時間が増えた」と明かした。
まずは瀧澤戦。「向こうの狙っていること、やってくることは想像つく。一方的な展開になると思う」と挑発し、必勝の十字架を背負った。