【最愛】第9話 母・梓の“最愛”に「涙腺爆発」も… 衝撃ラストに「え?大ちゃん?」
女優の吉高由里子が主演を務めるTBS系金曜ドラマ「最愛」(午後10時)の第9話が、10日に放送された。
犯人は大輝なのか?「本当は事件の現場におりましたよね」
女優の吉高由里子が主演を務めるTBS系金曜ドラマ「最愛」(午後10時)の第9話が、10日に放送された。
(以下、ドラマの内容に関する記載があります)
同作は、吉高演じる女性実業家で殺人事件の重要参考人となったと梨央と、梨央の初恋の相手で梨央を追うことになった刑事・大輝(松下洸平)、梨央を支える弁護士・加瀬(井浦新)を中心に展開するサスペンスラブストーリー。15年前の2006年、梨央が青春時代を過ごしていた岐阜県の田舎町で、大学院生・渡辺康介(朝井大智)の失踪事件が起きた。15年後、時代をけん引する実業家となった梨央の前に康介の父・昭(酒向芳)が現れ、当時の記憶とともに封印したはずの事件が再び動き出す。その昭も遺体で見つかったことから、梨央と大輝は15年ぶりに「殺人事件の重要参考人」と「刑事」という形で再会した。
殺害事件現場に、「真田ホールディングス」の「WELNESS HOME」の赤ペンが落ちていた。5本しかない特注品の赤ペンを持っているのは梨央と、梨央の母で「真田ホールディングス」の社長・梓(薬師丸ひろ子)、兄で「真田ビジネスサービス」の社長・政信(奥野瑛太)、「真田ウェルネス」専務の後藤信介(及川光博)。そして……最後の1本の持ち主は加瀬だった。梨央が「加瀬さん、あのペンまだ持ってる?」と確認すると、加瀬はペンケースを取り出した。しかし梓のペンは見当たらないという。
「真田ビジネスサービス」の30周年記念パーティーの翌日、真田グループの寄付金詐欺としおりの不審死に関する情報が週刊誌にスクープされた。殺人疑惑をかけられた梨央はネット上で批判されるように。さらに自宅前に集まったマスコミから取材攻勢を受けることに。
そんな中、梓は梨央に電話をかけ、後藤と協力して会社を支えること、薬の開発を続けることを伝える。「私、やっぱりお母さんには向いてないみたいね、ごめんね」と謝った梓は、緊急会見を開き寄付金詐欺について認めた。
そして「娘に対して殺人事件に絡めた誹謗中傷を行うことも、今後一切やめていただきますようお願い申し上げます。娘も真田家の人間も、誓って殺人には関わっておりません」と頭を下げた。梓は「加瀬さん、いろいろありがとう。政信と梨央のこと、よろしくお願いします」と託すと、警察に出頭した。梓が自分の罪を被ったことを知った後藤は、警察へ行くため階段を駆け下りる。しかし引き止める梨央と揉み合っているうちに転落し、意識を失ってしまった。梨央は血のついた手で髪をかきあげると、パトカーに乗り込んだ。
またラストシーンでは、大輝と大輝の後輩で富山県警の藤井(岡山天音)が再会。藤井は「先輩に聞きたいことあったんです。15年前、あの台風の夜、本当は事件の現場におりましたよね」と尋ねたのだった。
娘と会社を守った梓の姿に、SNS上では「梓さんの会見、まさにドラマタイトルを感じて泣いた」「梓ママの迫力が凄過ぎて、マスコミも沈黙していたけれど、今後はどうするか?」と反応が。第5話で梨央の父・達雄(光石研)が梨央と弟の優(高橋文哉)をかばっていたこともあり、「母親が向いてないなんて言ってたけども、ちゃんと梓さんは母親じゃないか。お父さんも同じことしてたよ。そういうのを無償の愛っていうんだよ。子どもを守ろうとする母親ってやっぱり強いなあ。涙腺爆発よ」と感動する人もいた。
さらに大輝が15年前の事件現場にいたという衝撃的な事実に、「え? 大ちゃん?」「どういうこと!?」「大ちゃん事件の現場にいたの!? 違うと言ってほしい!」「ねぇやっぱり大ちゃんなの? まじで大ちゃんなの?」と動揺が広がっている。
梨央が血のついた手で髪をかきあげたシーンは、ドラマ1話の冒頭と繋がっている。17日放送の第10話はいよいよ最終回。それぞれの「最愛」のため、梨央がくだす決断とは……。