ノンスタ石田「これ父ちゃんやってんねん」 “ボスベビ”に声で出演も娘に信じてもらえず
女優の乙葉、お笑いタレント「NON STYLE」の石田明らが11日、都内で行われた映画「ボス・ベイビー ファミリー$ミッション」(17日公開)の親子試写会の舞台あいさつに登壇した。
映画「ボス・ベイビー ファミリー$ミッション」舞台あいさつに登壇
女優の乙葉、お笑いタレント「NON STYLE」の石田明らが11日、都内で行われた映画「ボス・ベイビー ファミリー$ミッション」(17日公開)の親子試写会の舞台あいさつに登壇した。
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見た目は赤ちゃん、中身はおっさんというキュートな“ボスベビ”キャラで大ヒットした作品の3年半ぶりの続編。乙葉と石田は、前作に引き続きボス・ベイビー(声=ムロツヨシ)とティム(宮野真守)の両親の声を担当し、明るい家族の一員に徹しているが、石田から聞えてきたのはなぜか「胸が苦しいですよ」と寂しげなひと言だった。
映画に描かれている、小学2年生のタビサ(羽根京子)が父ティムとあまり遊ばなくなり、就寝前の習慣だったおやすみのキスを阻まれる場面が、石田の心に刺さったようで「(年ごろの娘を持つ)パパね、ちょっと(衝撃を)食らい過ぎますよ。うちの娘、上のが4歳なんですけど、僕のほっぺのキスをかわすようになってきたんです。涙なしでは見れなかったですよね」としみじみ振り返った。
前作の反響についても「ちょうど娘が小学生のころだったので、『ボス・ベイビー』みんなで見に行こうと(言ってくれて)反響もすごかった」とほほ笑ましく伝える乙葉とは対照的に石田は、「うちの娘たちは、まだ(石田のボイスキャストを)信用してくれない。『これ、父ちゃんがやってんねんで』というと『うそついちゃだめよ、悪い子よ』と言われる。全然信用してくれない」と切なそうな笑顔で嘆くばかりだった。
家庭でもお笑い重視の石田家では「みんなが笑っているのが正解、一人でも笑っていない、ママが笑っていない、三女が笑っていないのは不正解、というのを共有しています」と笑いを暮らしの真ん中に位置付ける。「(家族を)審査員の顔で見ていますね。やっぱりね、子どもたちが楽しんでいてもママが片付けしていたら、(一緒に片付けをして)ママが笑顔になる状態で遊ぼうね、と言っている」と、家族のルールを明かした。
そんな石田にとって、クリスマスは家族と過ごす重要なイベントになる。「連休をもらおうと今、死ぬほど働いています。クリスマスの連休をもらうために、頭下げています。そのしわ寄せが今、来ています」と、うれしい悲鳴を上げた。
お笑いタレントの夫、藤井隆と子どもと暮らす乙葉は「毎日笑い転げています」という日常を送っている。「我が家は、産まれたときから個人として尊重することを決めていて、子どものことを絶対否定しないし、やりたいことや思いをすべて応援したいと考えています」と藤井家のルールを明かし、「(クリスマスは)家族でケーキを食べたり、オリジナルソングを作って歌えたらいいなと思います。みんなで共作したりしますが、基本的に夫が作ってくれる」と、夫の芸風が家庭にも染み込んだ“歌う一家”であることを告白。「歌は毎日生み出されているので、歌っています」と伝える乙葉に石田は「ダンスも生まれていますからね」と夫の芸風を重ね、踊り歌い笑いが絶えない藤井家の暮らしぶりを印象付けた。