「ワカコ酒」で主演の武田梨奈が行っている“裏仕事”「たまたまやってみたら上手にできて」
女優の武田梨奈が10日、BSテレ東で2022年1月10日から放送予定の「ワカコ酒 Season6」(毎週月曜、深夜0時)に関するオンライン記者会見を行った。
2015年からスタートで6年目 コロナ禍の中で家飲みシーンも増えたという
女優の武田梨奈が10日、BSテレ東で2022年1月10日から放送予定の「ワカコ酒 Season6」(毎週月曜、深夜0時)に関するオンライン記者会見を行った。
このドラマは、累計270万部を超える新久千映の漫画「ワカコ酒」が原作となり、武田が演じる主人公の村崎ワカコがさまざまな酒場をさすらい、ひとり酒を楽しむ内容となっている。ドラマは2015年からスタートし、毎回ワカコが酒場で出会う多種多様な登場人物とのやり取りも人気で、すでに6作目のドラマシリーズとなっている。
武田は作品について、「この前久しぶりにシーズン1を見返したのですが、自分の演技を見て幼さが残っているなと思いました。自分はすでにワカコの年齢を超えてしまっているのですが、新鮮な気持ちを持ったまま、初心を忘れないようにしていきたいと感じました」と明かした。
このドラマでは居酒屋だけでなくさまざまな場所でお酒を飲むシーンがあるが、特に印象的だったスポットについて、「ファミレスや喫茶店で飲むのが初めてで新鮮でした。ご飯を食べに行ったついでに飲むことはあっても、ファミレスや喫茶店にお酒を飲みに行こうとは思わないので、そういった飲み方もあるのかと驚いて楽しかったです」と話した。
今回、コロナ禍の中で家飲みシーンも増えたという「ワカコ酒」。武田は「家飲みでは、普段よりも酔っているワカコを見ることができるので、そこを楽しみにしてほしいです。リラックスしているワカコを見て、一緒に家飲みをしている感覚になってくれたらうれしいです」。自身の家飲みライフについては、「普段はリラックスして、いつでも寝られる状態で準備をしてパジャマに着替えてひとりで飲んでいます。さかなは辛いものに凝っていて、いろいろなものにハバネロソースをかけて楽しんでいます」と明かした。
撮影の裏エピソードも公開し、箸上げを武田がシリーズを通して行っていることを明かした。箸上げは、食べ物を紹介する際に箸で持ち上げてインサート映像を作る技法で、通常は番組のADなどが担当をする。しかし、なぜか「ワカコ酒」では主演の武田が担当をしていて、その理由は「たまたまやってみたらすごく上手にできて、それから私が箸上げを担当することになりました。手を震わせないようにするのがきれいに撮るコツです。いまはこのご飯が主役なんだと思い集中をして、よりおいしく映るように気をつけながら撮影をしています」とエピソードを明かした。
武田は最後にドラマの魅力について、「なんでもない日常を描いていて、そういった日々こそが特別だと思える作品になっています。新鮮な気持を大切にして、毎回撮影にも臨んでいますので、ぜひ楽しみに見てください」と話して記者会見を締めくくった。