韓国ドラマ「恋するイエカツ」が10日からPrime Videoで独占配信される。恋に不器用なツンデレ男子と何があってもめげない超ポジティブ女子の姿を描いた心温まるラブロマンス。「家」にまつわる物語で多くの感動を呼んだ本作がついに日本初配信となる。

　超ポジティブ女子のナ・ヨンウォンを演じるのは「空から降る一億の星」（2018年）、「霊魂修繕工」（20年）など数多くの恋愛ドラマに出演し“ラブコメクイーン”として人気を誇るチョン・ソミン。ツンデレ男子のユ・ジャソンを演じるの大ヒットドラマ「椿の花咲く頃」（19年）で優秀演技賞に輝いたキム・ジソク。2人の共演は8年ぶりとなった。

　雑誌編集者のナ・ヨンウォンはキャリア10年目の雑誌編集者。ある日、10年間担当していた雑誌が廃刊となった上に、住んでいる家が競売に出され退去させられることに。職場も家も失ったヨンウォンだが、先輩の紹介で住宅雑誌「月刊家」に再就職が決まる。そこに現れた出版社の代表は、なんと自分が住んでいた家を買収した不動産投資家ユ・ジャソンだった…。

　解禁された場面写真には、幸せいっぱいの2人の姿が切り取られている。料理中の後ろからのハグ、会社の資料室で抱き合う姿、相手を独り占めする2人きりのパーティーなど胸キュン必至のシチュエーションが甘い恋の展開を予感させる。

　ナ・ヨンウォンを演じるチョン・ソミンは「本作は単純に家を買う話だけでなく、YOLO（You Only Live Once）をモットーに生きていく人もいるし、建て替えやマンション購入を熱望している人もいるので、登場人物それぞれ持つ悩みが韓国で暮らす人々の悩みを代弁しているような作品だと思います。脚本を読み進めていくうちにすごく魅力を感じました」とアピール。

　ユ・ジャソンを演じるキム・ジソクは「ソミンさんのお芝居はすごく柔軟で、カットごとに違うリアクションをしてくれるんです。堅苦しいジャソンをすべて受け止めてくれてとても助かりました」と楽しい現場を振り返った。