「親が毒親だった」と6割以上が回答 専門家は「良い意味での気持ちの割り切り」推奨

YouTubeチャンネル登録者数9万人以上の親子関係心理学の専門家・三凛さとし氏が代表を務める「合同会社serendipity」が全国の男女1210人を対象に「親子関係」について調査。6割以上の人が「親が毒親だった」と感じていることが分かった。

子供に過干渉、過度な管理、支配、価値観の押し付けなどをする「毒親」
子供に過干渉、過度な管理、支配、価値観の押し付けなどをする「毒親」

親子関係心理学の専門家親子関係が運勢にも影響を与えると指摘

 YouTubeチャンネル登録者数9万人以上の親子関係心理学の専門家・三凛さとし氏が代表を務める「合同会社serendipity」が全国の男女1210人を対象に「親子関係」について調査。6割以上の人が「親が毒親だった」と感じていることが分かった。

「毒親」とは、子供に過干渉、過度な管理、支配、価値観の押し付けなどをする親のこと。調査は11月26日から27日の期間、全国の20歳以上60歳未満の男性102人、女性1108人の合計1210人を対象にインターネットで実施した。

「親と円滑なコミュニケーションが取れているか」という質問に対し、男性の48.0%、女性の43.9%が「はい」と回答。「親が『毒親』だったと感じることはあるか」という質問では、「たまにある」が男性36.3%、女性32.8%、「よくある」が男性25.5%、女性33.1%で、6割以上の人が自分の親が「毒親」だったと感じており、また男性よりも女性の方がその傾向がやや強いことが分かった。

 また、「人生で感じる悩み」については、「お金が貯まらない」が男女ともにトップ。ついで「将来への漠然とした不安がある」、「親の扱い方や関係に一抹の不安がある」が続いた。「特にない」は男性9.8%、女性5.8%しかおらず、「パートナーシップに何らかの不満がある」は男性18.6%、女性33.6%、「仕事で活躍できない」は男性45.1%、女性31.4%と男女で大きく差が開いた。

 今回の調査結果について、同社代表の三凛氏は「親子関係が良くなくても、それは普通です。従うべきルールや社会に果たすべき役割、達成したいゴール、ビジョンが世代間によって全く違います。分かってほしいと過度に強要するのではなくて、良い意味での気持ちの割り切りを持つと良いでしょう」とアドバイス。

「もちろん、『毒親』と呼ばれるような親もいますが、どんな親だったとしても、心理的な和解をしていくごとに、簡単にラッキーなことが起きたり、奇跡的な引き寄せが頻発したりと、運気の良い『イージーモードの人生』になっていきます」と親子関係が運勢にも影響を与えるとし、「照れくさいかもしれませんが、パワースポットに行って、感謝の気持ちを述べる。それくらいの気持ちでやってみてください」と話している。

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