派遣・パート・アルバイト求人情報サイト「Biz Hits Work」やビジネス上の問題解決を考えるメディア「Biz Hits」を運営する株式会社ビズヒッツが、入社後1か月以内に転職した経験のある383人を対象に「転職理由に関する意識調査」を実施。入社後すぐに転職して「よかった」と思う人が94.5％に上ることが分かった。

　調査は入社後1か月以内に転職した経験のある人を対象に、女性223人、男性160人の計383人にインターネットによる任意回答で実施。入社後すぐに転職した理由では「人間関係への不満」が1位となり、「求人内容との相違」「仕事内容への不満」が続いた。全体では「体調不良」や「転居」といった理由ではなく、職場に何らかの不満があって転職した人が多い結果に。また「収入への不満」を理由に挙げた人は383人中わずか4人に留まった。

　また、入社後すぐに転職したことについて、「よかった」「まあよかった」が合わせて94.5％と圧倒的多数を占めた。「入社後すぐに転職してよかった理由」では「早いうちに踏ん切りつけたことで、自分に合う仕事を見つけられた（男性、転職時22歳）」、「仕事をするにあたり人間関係はとても大事で、そのまま仕事をしていたら心が壊れていたと思うから（男性、転職時25歳）」、「長くいると辞めづらくなりそうだったので、すぐ転職して正解でした（女性、転職時31歳）」など、「心身が楽になった」「もっといい職場に出会えた」といった声が上がった。

　一方、「入社後すぐに転職して後悔している理由」では「履歴書の職歴に傷がついた（男性、転職時25歳）」、「転職先を探すのに時間がかかった。『すぐ辞める人』というレッテルが貼られ、結局パートを選択することになった（女性、転職時32歳）」など「次の転職で不利」「会社に迷惑をかけてしまった」などの回答が寄せられた。