女優・伊藤かずえの愛車シーマのレストア完成お披露目会が7日、東京・銀座のNISSAN CROSSINGで行われた。

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　伊藤のシーマは1990年式の初代シーマで、V6ターボエンジンを搭載する最上級グレードの「タイプⅡ FPY31型 リミテッド」。30年にわたり愛用し、走行距離は26万6500キロ。4月下旬から日産自動車のグループ会社である株式会社オーテックジャパンでレストア作業がスタートしていた。

　レストア完了には約8か月を要し、伊藤の55歳の誕生日であるこの日、ついに完成車が披露された。

　シーマにかかっていた銀色のカバーが除幕されると、伊藤は開口一番、「うわー、えー、いや、ちょっとびっくりしたんですけど。あまりにもピカピカです。あと、新車の香りがします。びっくりです…」と話し、感極まって涙。

「娘にも乗り継いでいってもらいたいと思います」と続けた。

　内装を観察し、「えーすごい。わ、シートも替わってる。あ、ハンドルも替わっている」と興奮。まるで新車のようなボディーに「ちょっと運転できないかも…」と感無量の表情を見せた。

　鍵返却後、日産とオーテックジャパン担当者とのトークセッションでは、「できればサーキットで乗ってみたいくらいです」と語った。

　シーマは、8日から22日までの期間限定でNISSAN CROSSINGで一般公開される。