小林麻耶 ネット上の誹謗中傷に怒り「お前が死ねば」「お前ががんになれ」

TBS系の情報番組「グッとラック!」は13日、多発する著名人へのSNS上での誹謗中傷を特集した。

小林麻耶
小林麻耶

「グッとラック!」で自身の経験明かす

 TBS系の情報番組「グッとラック!」は13日、多発する著名人へのSNS上での誹謗中傷を特集した。

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 ネット上では、芸能人に対する言われのない攻撃がすさまじい。言われた著名人も黙っておらず、ブログに「死ね」と何度も脅迫されたがん闘病中のタレント・堀ちえみは警察に被害届を提出し、50代主婦が脅迫容疑で書類送検に。声優・春名風花も「彼女の両親自体が失敗作」とツイートした人物を提訴した。

 MCを務める落語家の立川志らくは「有名税だとあきらめろという方がいますけど、芸能人だってみんな人間ですからね、結構繊細な人が多い。傷つく人はたくさん傷ついている。誹謗中傷というのは、言ってみりゃ、便所の落書きみたいなもんじゃないですか。それを人んちの壁に書きにきてるっていうこと。そう思えば、とんでもない犯罪」と一刀両断にした。

 そして「みんなの中で経験ある人は?」とコメンテーターに問いかけると、元TBSアナウンサーの小林麻耶が挙手。

「妹が亡くなって、自分の気持ちがすごく落ち込んでいる中で、『お前が死ねば』とか、『お前ががんになれ』とかっていうコメントが届くと、気持ちを保てなくなるんですね。今のように元気に仕事ができている時に、そういうコメントがきても落ち込むことはないですし、『何か悪いことがあったのかしら』って受け止めることができるけど、その時々の精神状態がある。心が傷つく以上に、もしかしたら命を奪ってしまうかもしれないって思う。それくらい本当にひどいことだと思います」と悲痛な思いを訴えた。

 志らくは「そういった心ない人にいくら注意したって心がないんだから伝わるわけがない。そういった人には痛みを与えるしかない」と厳罰を望んだ。

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