落語家・三遊亭圓丈さん、心不全のため先月30日に76歳で死去 新作落語のカリスマ
落語家の三遊亭圓丈(本名・大角弘)が11月30日午後3時5分に心不全のため、亡くなっていたことが分かった。76歳。一般社団法人「落語協会」が5日、発表した。
公式HPで発表
落語家の三遊亭圓丈(本名・大角弘)が11月30日午後3時5分に心不全のため、亡くなっていたことが分かった。76歳。一般社団法人「落語協会」が5日、発表した。
協会の発表によると、葬儀は近親者のみで執り行われた。
1944年愛知県名古屋市出身。1964に六代目圓生に入門、前座名「ぬう生」。69年に「ぬう生」のまま二ツ目昇進。78年に初代「三遊亭圓丈」で真打に昇進した。
2001年に理事付役員に就任。14年からは落語協会常任理事を務め、20年落語協会理事に就任していた。
多くの自作を発表し、奇想天外な世界観を持つ“新作落語のカリスマ”として多くのファンを獲得した。また多趣味で知られ、プロ野球では中日ドラゴンズの熱狂的ファン。パソコンやコンピュータゲームにも精通していた。