女優の杉咲花が主演を務める日本テレビ系水曜ドラマ「恋です！～ヤンキー君と白杖ガール～」（午後10時）の第9話が、8日に放送される。

（以下、ドラマの内容に関する記載があります）

　同作は、勝気だけど恋には臆病な盲学校の少女・赤座ユキコ（杉咲花）と、けんか上等だが根は優しい純粋なヤンキー・黒川森生（杉野遥亮）の運命的な恋を描く新世代ラブコメディー。ユキコは光と色がぼんやりわかる程度の弱視。ある時、「視覚障がい者誘導用ブロック」の上を歩いていたユキコは、その場でたむろして道を塞いでいた森生に声をかけ言い合いになってしまう。反射的に蹴り上げたユキコの足が偶然にも森生の股間に当たってしまい、悶える森生の顔をユキコは心配そうにのぞきこむ。森生はその瞬間、ユキコに一目惚れしたのだった。ユキコは過去に自分のせいで初恋相手を怪我させてしまった経験から、恋に臆病になっている。2人は紆余曲折ありながらも、お互いの気持ちを伝え合い晴れて恋人になった。

　ユキコの姉・イズミを奈緒、父でカメラマンの誠二を岸谷五朗、森生のヤンキー仲間で実は森生に好意を抱いている金沢獅子王を鈴木伸之が演じる。

　1日に放送された第8話では、ユキコと森生の前にユキコの初恋相手・緋山翔太（小関裕太）が現れた。何もかも完璧な緋山に嫉妬する森生。緋山から「僕がユキコを幸せにしたい」と宣戦布告されるも、ユキコからの確かな愛に自信を取り戻すのだった。

　そんな時、森生は街中で「虹町駅のホームで白杖の人が転落した」という会話を耳にする。この日はユキコのクラスメイトの青野陽太（細田佳央太）が、虹町駅付近の治療院に体験学習へ行く日。虹町駅のホームには、クリスマスツリーのストラップをつけた白杖が転がっていた。

　第9話でユキコと紫村空（田辺桃子）は、青野の身を心配して病院に駆け付ける。しかし病院のベッドに寝かされていたのは、青野ではなくなぜか森生だった。退院する森生のためにお弁当を手作りし、自宅まで付き添うユキコ。しかし松葉杖の森生と白状のユキコはうまく歩調を合わせることができない。

　さらに散らかった森生の部屋でけがをしたユキコは、森生の力になれないことに自信をなくしてしまう。その1週間後、ユキコは緋山と共に希望の飲食関係会社に見学に行くことに。また橙野茜（ファーストーサマーウイカ）の喫茶店では、サプライズで森生の快気祝いが行われる。その場で獅子王から、正社員の仕事を紹介された森生。赴任先はなんと鹿児島県。ユキコと森生の前に、別々の道が開かれることになった。

　SNS上ではホーム転落事故シーンに「青野くんどうか無事でいて」と青野を心配する声のほか、ユキコと森生の今後を不安視する声も。「ほんとにどうなっちゃうの……。色んなこと起こりすぎるよ……。ふたりが離れてしまうの？」「まじで予告見るの辛い。幸せな時間続いてくれよ」「ユキコと森生はどうなるの？　2人が笑い合ってるのをずっと見ていたいです」と、“2人にずっと幸せでいてほしい”という声が挙がっている。また第9話の予告動画では、緋山がユキコに「好きだったからさ」と思いを告げる場面も。ユキコと森生の今後から目が離せない。