マヂカルラブリー、5日放送「THE MANZAI」初出場 「M-1決勝くらいの意識で臨んだ」
5日午後7時よりフジテレビ系で放送される「THE MANZAI マスターズ」に、お笑いコンビ・マヂカルラブリーが初出場する。
漫才の名手22組が至極のネタを披露
5日午後7時よりフジテレビ系で放送される「THE MANZAI マスターズ」に、お笑いコンビ・マヂカルラブリーが初出場する。
人気、実力を兼ね備えた漫才の名手(マスター)が一堂に会する、年に一度の漫才最高峰の祭典「THE MANZAI マスターズ」。番組MCを務めるのは最高顧問のビートたけし、ナインティナイン(岡村隆史、矢部浩之)の3人。豪華MC陣が見守る中、「THE MANZAI実行委員会」によって選出された漫才の名手22組が至極のネタを披露する。
たけしは「短距離走の面白いのを見せられてるよう」だと各漫才師を称賛。毎年恒例、たけしが体を張って挑む大がかりなオープニングコントや、岡村が大爆笑したタカアンドトシ、ナイツのネタ、さらには矢部が「大悟っぽい」と笑った千鳥のナイスハプニングなど今回も見どころ満載だ。
そんな実力派漫才師たちが顔をそろえる中、唯一の初出場が昨年の「M-1グランプリ」王者・マヂカルラブリー。体を張った「つり革」ネタでM-1王者に輝くも、世間では“漫才じゃない”論争が巻き起こる事態に。あれから1年、さらなる進化を遂げて確固たるスタイルを築き上げたマヂカルラブリーが、「これが僕らにとっての漫才」と呼ぶネタで悲願の「THE MANZAI」初ステージに挑む。
野田クリスタルと村上のコメントは以下の通り。
○野田クリスタル
――初ステージを終えて。
「きらびやかでした。僕は無観客の『R-1グランプリ』決勝で優勝し、そこからずっとテレビは無観客でやってきまして。『M-1グランプリ』で優勝した次の日の劇場も無観客。誰からも祝福されず1年がたち、すっかり無観客芸人になった今、こうして『THE MANZAI マスターズ』で目の前にお客さんがいらっしゃる。正直やりづらいです(笑)。有観客だと(滑った)結果が出てしまうので、ちょっと勘弁してくれと」
――今回披露した漫才について。
「僕が単純に好きなネタでして。今回M-1決勝くらいの意識で臨んだので、普通にやるネタじゃ嫌だなと。何周もした結果、テレビ向きではないものを選びました。“ザ・漫才”と言われたときに違和感があるネタ。“ザ”ではないだろ、っていう(笑)。でも、これが僕らにとっての漫才です、というアンサーではあります」
○村上
――視聴者の方へのメッセージ。
「僕たちの“漫才じゃない風”というのは氷山の一角だったということを知っていただきたいです。まだまだ下にはたくさん変なものが眠っていますので(笑)」