【青天を衝け】過ち犯す息子に向き合う父・栄一 日本資本主義の父の“家庭の問題”

NHKの大河ドラマ「青天を衝け」(日曜午後8時)の前回(第37回)は、渋沢栄一(吉沢亮)が伊藤兼子(大島優子)と再婚するなど、内容が盛りだくさんだったが、第38回(12月5日放送)も息子・篤二(泉澤祐希)の謹慎や日清戦争が起こるなど見どころが多そうだ。

日本経済のために尽力する渋沢栄一(吉沢亮)【写真:(C)NHK】
日本経済のために尽力する渋沢栄一(吉沢亮)【写真:(C)NHK】

NHK大河ドラマ「青天を衝け」第38回の見どころを探る

 NHKの大河ドラマ「青天を衝け」(日曜午後8時)の前回(第37回)は、渋沢栄一(吉沢亮)が伊藤兼子(大島優子)と再婚するなど、内容が盛りだくさんだったが、第38回(12月5日放送)も息子・篤二(泉澤祐希)の謹慎や日清戦争が起こるなど見どころが多そうだ。

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 NHKによると、栄一や旧幕臣たちは、徳川家康の江戸入城三百年の節目を祝う「東京開市三百年祭」を開催。昭武(板垣李光人)らと再会し、旧交を温めるという。栄一の気がかりは、汚名を被ったまま静岡でひっそりと暮らす慶喜(草なぎ剛)のことだった。

 一方、渋沢家では、息子・篤二が、跡継ぎの重責から逃れるかのようにある過ちを犯してしまう。栄一は、篤二を退学させ謹慎を命じる。そして、明治27年夏、日清戦争が起こる流れとされる。

 ドラマで太平洋戦争が描かれることはよくあるが、日清戦争の中の日本の経済や国民の暮らしがどういう状態だったのか描かれたドラマはそれほど多くない。どう描かれるのか注目したい。

 また、過ちを犯してしまう栄一の息子・篤二も気になる。日本経済の基礎作りやさまざまな問題に取り組み、「日本資本主義の父」と称された栄一が、子を持つ一人の親として、篤二の父として子どもにどう向き合うのかも注目したい。

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