セーラー服、実は地域ごとに形が違う? 関東襟、関西襟…学生服メーカーの投稿が話題

「セーラー服といっても様々な型があることをご存知でしょうか?」。大手学生服メーカー「明石スクールユニフォームカンパニー」の公式ツイッターが、セーラー服の地域ごとの「襟」の形状の違いについてイラストつきで解説した投稿が、30日時点で9800件以上のリツイート、3.1万件の「いいね」がつくなど話題となっている。

セーラー服の地域ごとの「襟」の形状に違い
セーラー服の地域ごとの「襟」の形状に違い

セーラー服の地域ごとの「襟」の形状の違いついてイラストつきで解説

「セーラー服といっても様々な型があることをご存知でしょうか?」。大手学生服メーカー「明石スクールユニフォームカンパニー」の公式ツイッターが、セーラー服の地域ごとの「襟」の形状の違いについてイラストつきで解説した投稿が、30日時点で9800件以上のリツイート、3.1万件の「いいね」がつくなど話題となっている。

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 投稿では「関東襟」「関西襟」「札幌襟」「名古屋襟」などと言われているこれらの形状の違いについて、「なぜ地域によって傾向が偏っているのか実は謎」としつつ、「恐らく、その土地の洋品店が昔から作っていたセーラー服を、当社を含む制服メーカーがパターン作成の際に参考にしたため当時の型がそのまま引き継がれ、現在まで地域によって似た傾向が出てきているのではないか」と推察している。

 明石スクールユニフォームカンパニーの担当者は「制服の歴史や生産の工程など、入社してから初めて知って驚くことが多かった。意外と知られていない制服のことをもっと知ってもらおうと紹介を始めました」と投稿の経緯を説明する。気になるセーラー服の歴史については「日本で最初に制服にセーラーを取り入れた学校については諸説あります。キリスト教系の私立が導入し、近隣の学校がそれをマネたことで各地に型の違うセーラー服が広がっていったのではないかと思いますが、詳しいことは分かりません」とのことだ。

 会社としては今年からツイッターを始めたばかりだといい、担当者は「これまではタイやマレーシアなど、世界各国の制服事情を紹介してきましたが、こんなに反響があったのは今回が初めて。自分の時代はこうだったなど、懐かしむ反応もいただきうれしく拝見しております。今後もこうした制服の豆知識をどんどん発信していけたら」と話している。

次のページへ (2/2) 【写真】「関東襟」「関西襟」など地域ごとのセーラー服の違いについて解説したイラストが大反響
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