格闘技イベント「RIZIN TRIGGER 1st 神戸大会」（2021年11月28日、兵庫・ワールド記念ホール）

RIZIN初の金網マッチ「RIZIN TRIGGER 1st」セミファイナルでは堀江圭功（ALLIANCE）がパンクラスフェザー級1位、中田大貴（和術慧舟會HEARTS）に3-0の判定勝ち。RIZIN3連勝を飾った。

1回から堀江の打撃で中田が流血。それでも引かずに前に出てくる中田に冷静に対処し、堀江が的確に打撃を当てていく。

2回も堀江が打撃で圧倒。有効打を何度も叩き込むが、中田も打たれ強さを発揮し前進を止めない。まるでゾンビのようだ。終盤には初めてグラウンドに持ち込むと、パウンドでコツコツとダメージを蓄積させていく。

そして最終の3回。最後まであきらめない中田に手を焼きながらも、何度もテイクダウンを奪うなど、終始優勢に進め判定勝ちした。

試合後のマイクでは「皆さん、ありがと～～！　以上です」と一言だけ感謝を伝えた。

堀江は長崎出身の26歳。次世代のRIZINフェザー級を担うと目されるスター候補だ。今年3月のRIZINデビュー戦では関鉄矢とのストライカー対決に2回TKO勝ち。9月のRIZIN.30では佐々木憂流迦に判定勝ちしていた。