わーすた・坂元葉月、卒業後は芸能界引退「少しずつバイトから始めたり経験できたら」
女性アイドルグループ「わーすた(The World Standard)」が28日、都内で3rd写真集「わーすた旅行記」(徳間書店)の発売記念イベントを開催した。
撮影のロケーションは坂元たっての希望でグランピング
女性アイドルグループ「わーすた(The World Standard)」が28日、都内で3rd写真集「わーすた旅行記」(徳間書店)の発売記念イベントを開催した。
今年いっぱいでメンバーの坂元葉月が芸能界を引退するため、「5人で最後の写真集。私たちの思い出を皆さんにも手に取ってもらえる形として残せることができてうれしい」と三品瑠香。小玉梨々華も「私たち自身にも大切な思い出の1冊になりました」と喜び、松田美里は「私たち『わーすた』って、メンバー間の雰囲気とかも込みでファンの方に好いてもらっているところがあると自覚している。メンバー間の仲のよさだったり自然の笑顔とかが出ている大切な時間を切り取ることができたので、それを見ていただければすごくうれしいなと思います」と呼びかけた。
撮影は、「テレビとかの特集で見て、1回行きたい。行くならメンバーとなら思っていた」という坂元のたっての希望で、グランピングをしながらというシチュエーションに。「食べることが大好きなメンバーなので、バーベキューができてよかった」と振り返った。
撮影でありながらも、素の感覚いっぱいでグランピングを楽しんだようで、「キメキメの写真集というより、ただただメンバーと楽しみながら撮影した」と小玉はにっこり。
撮影中、三品は意外な役割を受け持ったようで、「私が最初にソロの撮影も終わって、みんなの撮影を待っていましたが、ちっちゃい猫がたくさんいて、バーベキューの食材を並べている間に猫が食べようとしていて、『猫からご飯を守ってくれ』って言われて。『だめだよ』って(猫を)抑えながら、ずっとご飯を待たされました」と、笑顔でエピソードを明かした。
タイトル「わーすた旅行記」に込めた思いは、廣川奈々聖が説明してくれた。
「メンバーも変わらずこの5人でやってきたので、これまで歩いて来た長い道のりと、今回のグランピングを楽しんでいるのを全部含め『わーすた旅行記』というタイトルをつけました。『わーすた』としての旅行の集大成の作品になっているかなと思います」
お気に入りのカットとしてメンバーが一致して推すのは、手をつないで5人が後ろを向き光差す向こう側へと向かっている1枚。松田は「写真集の撮影の最後に撮った写真で、最後感もあり、光に向かってメンバーが歩いているカットになった。5人いることも大切だし、シチュエーションがきれいで、今の私たちにぴったりだし、この先も光があればなと。これからも応援してほしいなという気持ちが届いたらいいなと。エモーショナルがあふれるので、このシーンは特にお気に入りです」と解説した。
メンバーは現在、12月25日に東京・中野サンプラザで開催する、5人でのラストライブに向け連日リハーサルの日々を送っているという。
「歌ったり踊ったりする最後だと思うので、悔いがないように今までで1番のパフォーマンスをしたい」と気合いを入れる坂元は、来年から芸能界から離れる。「今までメンバーと毎日会っていたので、年明けした瞬間から会わなくなる実感が見えていない」と心境を吐露しつつ「中学1年からアイドルという職業をしていたので、バイトの経験とかないので、少しずつバイトから始めたりとか、経験できたらいいですね。道路でパイプ椅子に座って数えている人(=交通量調査員)、あれをずっとやってみたくて、1回やってみたいですね」と明かした。