俳優の板垣李光人が、来年1月に放送されるドラマ24「シジュウカラ」（テレビ東京系）に出演する。主人公・忍（山口紗弥加）と18歳差の恋に落ちる美しい青年・橘千秋を演じる。

　原作は、「JOUR」（双葉社）で連載中の、女性から圧倒的支持を得ている漫画家・坂井恵理による同名コミック。恋と仕事、同時に訪れた「セカンドチャンス」に向き合う主人公・忍を山口紗弥加が演じ、働く女性として、妻として、母として、様々な葛藤の中で生きる40代女性を表現する。

　板垣は、忍と恋に落ちる22歳のアシスタント・千秋を演じる。「仮面ライダージオウ」をきっかけにブレイクし、実写映画「約束のネバーランド」で主要キャスを演じたほか、大河ドラマ「青天を衝け」の徳川明武役でも話題を呼んだ注目の若手俳優で、千秋を演じるにあたり心機一転、髪カット。気持ちを新たに撮影したビジュアルも解禁された。

　千秋を演じるにあたり、板垣は「また新たな挑戦になる作品だなと思いました」と意気込み。今回は既婚者である忍と恋愛関係になる役どころだが、「家庭を持つ女性が別の男性に惹かれる。『不倫』というものが強いインパクトとして残りがちですが、その裏には人間が抱える光や闇、傷、欲、愛をはらんだサスペンスのような深い世界が広がっていると感じました」と原作を読んだ感想を口にした。

　最後に、「心に光が当たったとき、抱える闇の部分がいっそう濃くなる人間の性とどう向き合っていくか。そしてその中に見出す自分の本当の幸せとは何か。様々な葛藤や苦悩と向き合っていく登場人物の姿に、状況は違えどきっと共鳴していただけるはずです。彼らがどういった道を選択していくのか、ぜひ楽しみにしていてください」と視聴者に呼びかけていた。