【SUPER RICH】社内の“裏切り者”が判明 声優・山口勝平も漫画家役で抜群の存在感

木曜劇場「SUPER RICH」(フジテレビ系、午後10時)の第7話が25日に放送された。「フォレストモバイル」とのコラボ企画が決まり、銀行からの融資を受けられるまでに業績を回復させた「スリースターブックス」。そんな矢先、会社の存続にかかわる大トラブルが発生。裏切り者が社内にいることが発覚する。

江口のりこ【写真:ENCOUNT編集部】
江口のりこ【写真:ENCOUNT編集部】

25日放送の第7話で裏切り者の正体と経緯が明かされる

 木曜劇場「SUPER RICH」(フジテレビ系、午後10時)の第7話が25日に放送された。「フォレストモバイル」とのコラボ企画が決まり、銀行からの融資を受けられるまでに業績を回復させた「スリースターブックス」。そんな矢先、会社の存続にかかわる大トラブルが発生。裏切り者が社内にいることが発覚する。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 コラボ企画の決定を受け、碇(古田新太)は以前勤めていた大手の「和泉出版社」に同社が抱える人気作家・野田の漫画を掲載させてほしいと持ちかける。

 事業がトントン拍子で進んでいく最中、会社のSNSが炎上。なんと、「スリースターブックス」が掲載した漫画が野田の作品を模倣したもので、著作権侵害なのではないかという疑惑が持ち上がっていたのだ。社内が混乱する中、疑惑は作品のアップロードを担当している編集長・碇に向けられる。

 行方不明になっていた碇だったが、顔見知りの漫画家・加藤(森下能幸)が模倣作を描いたことを見抜き、その姿を追っていた。碇に問い詰められた加藤は城戸(結木滉星)に金をもらって描いたことを白状する。

 城戸は衛(江口のりこ)の追求に、以前「MEDIA」に勤めていたが、自身が提案した「スリースターブックス」との業務提携を断られたことで社長になる機会を逃し、さらにその後のミスで出世の道を絶たれたことを根に持っていたと明かす。

 さらに、城戸の復讐はこれだけにとどまらず、漫画は海外の違法サイトにもすでに拡散。収拾がつかない状態になっていた。衛たちは「和泉出版社」に向かい謝罪するが、彼らの怒りは収まらない。そこに現れた野田は場をいさめ、一緒に謝罪にきた加藤の画力を買って、アシスタントにならないかと提案する。

 次回予告から話題を集めていた“裏切り者”が城戸であったことやその経緯が明かされ、視聴者も騒然。そして、衛たちに助け船を出す人気漫画家・野田を演じた声優・山口勝平のせりふにも注目が集まった。模倣作を描いた加藤には「敵が仲間になるのは少年漫画の王道じゃない」、出版社を去った碇には「最高の船ですね。僕も乗りたいな」と、山口がウソップ役で出演するアニメ「ワンピース」になぞらえたかのようなせりふを連発。物語に華を添えた。

 SNSでは「山口勝平に全部持っていかれた」「存在感がすばらしい」「台詞がよすぎて眠気がぶっ飛んだ」「声優業だけじゃなくてもっとドラマに出てほしいな」と反響が相次いでいた。

 木曜劇場「SUPER RICH」は、江口のりこ演じる、幸せのカタチ=“スーパーリッチ”を追い求める破天荒なベンチャー女社長・氷河衛(ひょうが・まもる)の、ジェットコースターのような波瀾(はらん)万丈な半生を描く完全オリジナルドラマ。仕事にプライベートにと、苦悩を抱えながらも日々をひたむきに生きるアラフォー女性のリアルな心情を描き出す。

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