千原せいじ、加熱する不倫報道に「アホらしい」 “主演”映画で不倫される側を熱演

外国人がほとんど出ない日本のエンタメ界は異常だと苦言を呈した千原せいじ【写真:ENCOUNT編集部】
外国人がほとんど出ない日本のエンタメ界は異常だと苦言を呈した千原せいじ【写真:ENCOUNT編集部】

大阪が舞台の群像劇、リム監督「大阪は面白い。中国や香港とも似ている」

 一方、自らを「映画流れ者」と呼ぶトリリンガルの国際派、リム監督は大阪をどう見ているのか。「大阪は僕の留学先。その後、1回日本を出たんですけけども、十何年ぶりに戻ってきたんですけれども、大阪は面白い。中国や香港とも似ている。この10年間はアジア各国の経済成長で生活費がめちゃくちゃ高くなっているんですけど、日本の方が安いので、経済的にもメリットあるんじゃないかと思って、今は大阪をベースにしています。ビザも緩和され、ベトナムとかミャンマーの技術研修生も取り入れ、移民大国になっていますね」。

 世界を見てきた2人に、素晴らしかった国を聞いてみた。せいじは「ブルガリアは最高。最初は仕事で行ったんです。番組で『きったない電車やな』といじったんですけど、オンエアを見た在日ブルガリア大使から吉本興業に『あいつとちょっと茶を飲みたいんやけど』と電話かかってきた。こいつは正直もんやと気に入られた。大使館補佐みたいな人から『また行くなら、会員制のホテルを使ってくれ』と言われたんで、男友達と行った。2014年から3年連続で夏休みに行きましたね。物価が安いし、飯がうまい。街もきれいで治安もいい。美人が多い。カジノもあるし、すごい日本びいき。黒海まで20歩にあるマンションも買いかけたくらい気に入った」。

 逆に、好きになれなかった国はインドとカメルーン。「インドはうるさいし、うそつく。カメルーンは住んでおられる方が『本当に不愉快な思いをすることが続くと思います』というくらい。カジノの前でけんかしていて、渋滞になっているんです。カジノといえば、1番警備が行き届いて、安全な場所じゃないですか。そんな場所で原始的などつきあいをしているんですよ」。

 リム監督は「多分最近いちばんハマっているのは、ロシアとトルコ。ロシアの街はきれいで衛生的。文化のこともすごく大事にしていて、昔の建物もたくさんある。言葉が分からなくても、通じ合うんですよ。ロシア人は温かいですよ」と言えば、せいじも「極端に寒い国、極端に暑い国の人は温かいですね。その人を見放すと、死ぬ可能性があるからやと思います。それに比べ、日本の雪降る田舎は……。バイクでツーリングして迷子になったんだけども、道を訪ねたのに、冷たかった」と話す。

 コロナ禍がなければ、ウズベキスタンロケの予定もあったという。「行きたかったですね。日本に住んでおられる海外の方に、日本と自分の国の違いを聞くみたいな内容なんですけど、2回目の不倫報道(19年)で終わったんです。これのすごいところは1回目の不倫報道のときには、『いいやん』と続いていたんですよね」と振り返る。

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