【二月の勝者】不登校児が目指す「二葉女子学院」の制服が大人気 モデルは実在するお嬢様校
俳優の柳楽優弥が主演する日本テレビ系連続ドラマ「二月の勝者-絶対合格の教室-」(毎週土曜、午後10時)の第6話が20日に放送された。激変する受験界に舞い降りた最強で最悪のスーパー塾講師・黒木蔵人が中堅進学塾「桜花ゼミナール」の校長として小学生の中学受験合格を導く痛快ドラマ。この日はAクラスの不登校児・柴田まるみ(玉野るな)が目指す「二葉女子学院」の制服に注目が集まった。
女子校全国1位の超難関校・桜蔭の制服は意外に不評
俳優の柳楽優弥が主演する日本テレビ系連続ドラマ「二月の勝者-絶対合格の教室-」(毎週土曜、午後10時)の第6話が20日に放送された。激変する受験界に舞い降りた最強で最悪のスーパー塾講師・黒木蔵人が中堅進学塾「桜花ゼミナール」の校長として小学生の中学受験合格を導く痛快ドラマ。この日はAクラスの不登校児・柴田まるみ(玉野るな)が目指す「二葉女子学院」の制服に注目が集まった。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
8月2日、中学入試まで183日。桜花ゼミナール校長の黒木から依頼された二葉女子学院高等部1年の大森紗良(住田萌乃)は、夏期講習中の桜花ゼミナール吉祥寺校を訪れた。かわいらしい制服姿の紗良を見つけた女子塾生らは「ちょっと、フタジョ?」と感激。教室で自習していたΩ(オメガ)クラスの直江樹里(野澤しおり)らも廊下に飛び出して紗良を囲み「かわいい!」「うらやましいよ~」と歓声を上げた。
紗良は胸にエンブレムが着いたセーラー服に紺色リボン、膝上5センチほどのチェック柄プリーツスカートという出で立ちでお嬢様感が漂っている。超進学校として知られる女子御三家と言えば桜蔭(東京・本郷)、女子学院(東京・一番町)、雙葉(東京・六番町)だが、制服の評判は3校でまったく異なる。
まず、女子学院は制服や細かい校則がなく自由な学風で知られている。一方、全国1位の名門校・桜蔭は夏服は丸襟(えり)の白いブラウスに紺色のジャンパースカート、冬服は紺色のダブルボタンのブレザーで今年秋からスラックスとベストが加わった。しかし、在校生や卒業生の間では「どんなにかわいい子が着てもダサく見えてしまう」とおおむね不評だ。
それに比べ雙葉の制服は憧れの的だ。セーラー服は3本線が入ったセーラー襟にふわふわのリボン。この制服に憧れて雙葉を第1志望校にした在校生や卒業生が大勢いる。紗良のセーラー服はセーラー襟の線が1本で実際の雙葉のデザインとは少々異なるが、セーラー服全体の雰囲気はそっくりだ。