小池栄子、安田顕との2度目夫婦役に「不安もなくゆだねた」 理想の夫婦像も明かす
映画監督の李闘士男、女優の小池栄子、俳優の安田顕が21日、都内で行われた映画「私はいったい、何と闘っているのか」(12月17日全国公開)プレミアイベントに登場した。岡田結実、SWAY(劇団EXILE)、小山春朋も登壇し、撮影時の裏話などが語られた。
小池「大好きな作品になったので続編ないですかね」
映画監督の李闘士男、女優の小池栄子、俳優の安田顕が21日、都内で行われた映画「私はいったい、何と闘っているのか」(12月17日全国公開)プレミアイベントに登場した。岡田結実、SWAY(劇団EXILE)、小山春朋も登壇し、撮影時の裏話などが語られた。
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上映後のイベントとなった今回。観客を前にした安田は「見てくださった皆さんに、いい家族に映っていれば幸いだなと思っております」とあいさつし、「短い時間でコミュニケーションや輪を作っていきましたが、小池さんが引っ張ってくださった」と感謝の言葉を述べた。小池は「(安田とは)2度目の夫婦役だったので、私的には不安もなくゆだねる気持ちで頼りにして現場に行きました」と振り返った。
さらに、安田は「子どもたち3人がいる楽屋にイスを持って行って、お昼ご飯を一緒に食べたんですけど、何もしゃべらないで、そのままイスを持って楽屋に帰るということもありました。あと感心したのは、長女・小梅役の岡田さんがお姉ちゃんのように子どもたちに話しかけてるんですよね。で、お父さん役の私は相変わらずだまっている。『みかんを食べる』って聞いてみたりしてね。それぞれの役柄が休憩時間に表れていましたね」と撮影時のエピソードを語った。
MCが妻の律子役を演じた小池に「いい夫婦というのはどんな夫婦ですか」という質問をぶつけると「やっぱり味方でいることじゃないですか。それさえあればね」と答えつつ、「律子も春男にいろんなことがあっても、とにかく信じて最後まで味方でいるという女性なのでね。律子を演じて、一回りいい女房になればいいなと思っています。家に帰ってああだこうだガミガミされるのは男の人って嫌でしょ。なんかあったとき、男の人はSOSをしてくるからそれまでは待った方がいいんだろうなと律子さんを見て思いました」と実生活に置き換えて淡々と語っていた。
MCから「そういえば、原作のつぶやきシローさんは『試写会に呼ばれていない』とツイッターでつぶやいてましたよ」とボソリと話すと、李監督は「え? つぶやきさん、この映画見てないの?」と驚き、スタッフに話を振ると「監督がまだ見せなくていいじゃないかとおっしゃっていたので」と回答した。すると李監督は「それ夏だよ。夏! 皆さん、原作者が見てないということはこの後公開できるか分かりません。つぶやきさんが気に食わないとなると再撮しなければ。だから大変よ」と大慌て。しかし小池は「もしかしたら、この夫婦がMEGUMIと大泉洋になっている可能性もあるってことですか」とボソリと話し、笑いを誘っていた。
イベントでは11月20日に誕生日を迎えた小池の誕生日を祝い、安田から花束のサプライズプレゼントが贈られた。小池が「大好きな作品になったので続編ないですかね」と李監督に話を振るが、安田は「それよりも再撮があるかどうかですよ」と指摘をして笑いを誘っていた。
同作はつぶやきシローの同名小説の映画化。主人公の伊澤春男(安田)は地域密着型スーパーの万年フロア主任で典型的なマイホームパパだが、脳内では日々妄想がさく裂し、毎日が戦場と化している。かっこいいヒーローとは真逆で、現実と理想はほど遠くても地道に戦い続ける春男の日常を描く。