――SKE48劇場での卒業公演もありますが、改めて卒業後については。

「今、ゴルフブランドで『Gorurun（ごるらん）』というブランドをさせていただいているんですけども、ゴルフというスポーツにすごく感化されて、大人になるにつれ成長させていただいたっていう感謝の気持ちもあったりとかしていて、ゴルフって出会いがすてきなスポーツなんですよ。なので、これからもゴルフで出会っていきたいと思っていますし、そのきっかけになるような人になりたいと思っていて、その中のひとつは真剣にずっとゴルフをやってきたので、ここでひとつ、みなさんにゴルフを教えられるような資格を取って、胸を張ってゴルフの魅力を伝えられるような人になると決めて、卒業を発表させていただいたので、ゴルフのティーチングの資格を来年から、逆算してやって行けたらと思うんですけど……、応援よろしくお願いします。卒業後はしっかりゴルフに本腰を入れながら、芸能活動も大好きなので、ホリプロさんにお世話になりながら、しっかり頑張っていきたいと思います」

――卒業まで、あと2週間となりますが、どのように過ごしていきたいと思いますか。

「あと2週間……、11月30日が本当のアイドル最後の日なので、やっぱり、ライブ中も言っていたんですけど、すごく気にしいなのと、自分からメンバーに話しかけたりとかが苦手なんですよ、実は。すごい明るく見えるとか、なにも考えて無さそうとか、なに言われても大丈夫そうとか。なんて言ったらいいんでしょうね、お茶らけているように見えるとよく言われるんですけど、実はすごく小心者で気になっちゃうですよ、いろんなことが。なんですけど、最後までは後輩にしっかりとご飯をおごってあげたいと思っています……、そういうことじゃないですよね（笑）。名古屋に行くことも少なくなっていくと思うので、SKE48の後輩メンバーともっともっと思い出作りたいです。最近だと、みんなでバーベキューしに行ったりとか、温泉行ったりしたんですけど、コロナ禍でできなくなっちゃったりとか、今ちょっと緩和してきたので、みんなで最後に私が叙々苑に連れて行こうと思っています。やっぱりご飯ですね。私がご飯大好きなんですよ。後輩にもご飯を食べさせるのが大好きで、なので『卒業してもご飯に困ったら連絡して来てね』と書いておいてください（笑）。困ることないかと思います」

――卒業後の芸能活動については。

「はっきりとして、これ！　というものは、まだ見つかっていないんですけど、私も本当に歌が大好きなので、歌は歌っていきたいなという気持ちもあるんですけど、この世の中に歌手さんと呼ばれる素敵な方々がいっぱいいる中に飛び込んでいくには、そう簡単なことじゃないっていうのは、私も重々感じているので、だから何になります！っていうのが、大人になっちゃって言いづらいんですけど、私らしく歌は歌っていきたいと思っています。やはりアイドルをやらせてもらっていた以上は、歌とダンスは大好きなので、この経験を生かすお仕事はしていきたいなと思っています。あと、ゴルフ番組とか、YouTubeも始めさせていただいたりとか、少しずつゴルフの幅も芸能界の中で広がってきていると思うんですね。プロゴルファーの方がラジオをやっていたりとか。ひとつのことに固まらず、いろんなことに挑戦していきたいと思っています。軸はゴルフということは変わらずに、この経験を生かすお仕事もしていきたいと思っています」

――卒業後は恋愛解禁となります。

「それがさっき9期生のみんなで話してたんですよ。誰が最初に結婚するかって。鈴蘭だろ！って言われてたんですけど、私は1番遅いと思います。本当に。遅いなって思うのは、私はやりたいことが定まっていると、そこに一直線になっちゃうんですよ。だから、周りのことが見えなくなっちゃうから、だぶん。卒業されているメンバーが早く結婚してくれないと、結婚できないねみたいな話をしていて。AKB48のジンクスがあって、卒業したメンバーから結婚していくんじゃないかみたいな、話があるから。だから、（永尾）まりやは早くしなきゃダメだね、って言ってるんですけど。まりやが結婚しないと、最後の（大場）美奈まで結婚できないから、早く結婚してねという話はしました。とにかく楽しみにしております、恋愛を。でも一番は、一緒にご飯をモリモリ食べてくれて、お酒をワーって飲んでくれる人がいいです。私の生きがい、それなんで。見た目とか、いっさい気にしないんで。食べることとお酒好きな人が。あとは、ゴルフができる、ゴルフを始めたいって人がいいです」

――最後に言い残したことは。

「まずはAKB48劇場がこれが最後ということで、9期生が集まれたことも、私が今日いま立てていることも1人の力ではないので、みなさんがいたからなので、本当にファンのみなさんも誇りをもってほしいし、これからも一緒に楽しい毎日を過ごしていきましょう」