「ワンナイト・モーニング」WOWOWで2022年ドラマ化へ 全8話で描かれる“胸キュン”物語

ある男女が一夜を過ごし、“ささやかな朝ごはん”を共にする時間を描いた漫画「ワンナイト・モーニング」(奥山ケニチ/少年画報社・「ヤングキング」にて連載中)が19日、WOWOWにてドラマ化されることが発表された。

「ワンナイト・モーニング」書影(左)とドラマ化決定記念の描き下ろしイラスト【写真:(C)奥山ケニチ/少年画報社】
「ワンナイト・モーニング」書影(左)とドラマ化決定記念の描き下ろしイラスト【写真:(C)奥山ケニチ/少年画報社】

“新しいグルメラブストーリー”として、連載開始後またたく間にSNS上で人気が爆発

 ある男女が一夜を過ごし、“ささやかな朝ごはん”を共にする時間を描いた漫画「ワンナイト・モーニング」(奥山ケニチ/少年画報社・「ヤングキング」にて連載中)が19日、WOWOWにてドラマ化されることが発表された。

 同作は、「恋愛」と「食欲」をテーマに展開され、恋人、友人、セフレ、かつて想いをはせたあの人……とはかなくも際どいさまざまな関係性にあるカップルたちの普遍的な“ワンナイト(一夜)”と、まるで心と肉体の足りない部分を満たすかのように過ごす“モーニング(朝食)”の時間がドラマチックに描かれた物語。

 エモく、尊い、“胸をすくような胸キュン”をもたらす“新しいグルメラブストーリー”として、連載開始後またたく間にSNS上で話題が駆け巡り人気が爆発。多くの読者たちの共感を呼び、青年誌連載にも関わらず、女性からの強い支持も得る大ヒット漫画へと成長、幅広い世代からの根強い支持を集め続けている。

 監督・撮影を務めるのは数多くのテレビCM、ミュージックビデオを手掛ける柿本ケンサク。近年ではNHK大河ドラマ「青天を衝け」のタイトルバック、スマホに特化した縦型LINEドラマ「上下関係」の監督・撮影、そして映画「恋する寄生虫」(2021年)など、映画・ドラマ作品へと活躍を広げ、常に進化を遂げてきた新進気鋭のクリエーターだ。

 脚本は蛭田直美が担当。ドラマ「これは経費で落ちません!」(NHK)、映画「五億円のじんせい」(19年、文晟豪監督)「スパゲティコード・ラブ」(21年11月26日公開、丸山健志監督)など、ヒリヒリするほど繊細でリアルなセリフが共感を呼び、話題作が続いている。

 カップルたちの一夜のドラマ、そして朝ごはんの時間に閉じ込められたまっすぐな“感情”を原作の魅力をそのままに、柿本・蛭田の作家性を持って映像化。キャストには瑞々しい実力派若手俳優たちを迎え、時に甘酸っぱく、時にほろ苦い“あの夜と朝”を視聴者の“記憶”に寄り添う青春群像劇として鮮やかに描き、全8話で紡ぐオムニバスドラマとして22年に放送・配信される。

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