【電波生活】ジャパネットたかたMC中島一成氏「話すことは苦手」がしゃべりのプロに 話術の極意

ジャパネットたかたのロゴマーク【写真:(C)ジャパネットたかた】
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話術は「表現力のツールの一つ」 磨くことで得られた喜びとやりがい

 テレビだけでなく普段の顔も気になる。

「好奇心旺盛で、いろんなことにチャレンジするタイプで、押しつけがましいと言われることも(笑)。あのドラマが面白かったとか、体験したことを人に伝えたいタイプです。趣味は釣りとゴルフ、映画ですが、最近は子育てにも取り組んでいます。毎日、お弁当を作って、寝かしつけたり、保育所に送って行ったり。楽しんでやっています。上の子は最近、フリーダイヤルの歌を歌い始めました(笑)。子育てを通して学ぶ伝え方もあると思っています。子どもを抱っこしながら片手でかけられる掃除機はいいとか、実体験をもとに等身大で話します」

 MCをやっていて生きがいや喜びを感じるのはどんな時か。

「自分の言葉で商品をお伝えして、お客様に喜んでいただくきっかけになり、会社の売り上げにつながるのは大きなやりがい。もう一つは話す言葉。つまり自分の考えを表現することは英語を話せるとか楽器を演奏できるのと一緒だと思っていて、自分の表現力のツールの一つ。日常会話と違いプレゼンテーションは別のスキル。難しいです。できると自分の表現力が豊かになった気がして、やりがいを感じます」

 最後に中島さんに伝えるとは、と聞いてみた。

「最近よく感じていることですが、伝えるとは、つながること。今まで点と点だった物が伝えることによって、つながって相乗効果が生まれる。伝えることで、その輪が広がる。伝えないと何も始まらない」

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