松嶋尚美、医療セミナーで“弱音” 大学教授がすさかず助け舟「いつでも病院を頼って」
タレントの松嶋尚美が17日、都内で行われた「要介護の前段階“フレイル”にならないために COPDの早期診断・治療の重要性」メディアセミナーに登場した。
「COPDの早期診断・治療の重要性」メディアセミナーに登場
タレントの松嶋尚美が17日、都内で行われた「要介護の前段階“フレイル”にならないために COPDの早期診断・治療の重要性」メディアセミナーに登場した。
フレイルとは、健康な状態と要介護状態の中間の段階のことで、加齢とともに生活機能を支える体力や気力が低下した状態のことを言う。当日は、新型コロナウイルス感染症の重症化リスクとしても知られるようになった慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療の重要性について、奈良県立医科大の室繁郎教授とともに松嶋がトークセッションを行った。
49歳の松嶋は3年前にテレビ番組でCOPD検査を受けたことがあるという。「息を吐くような検査があって、『COPD』と言われて、そこまで悪くないでしょ、タバコも吸っているけどそこまで悪くないわよ。テレビって盛るわねと思っていたんだけど…」とつぶやいた。
また、フレイルについては「存在は知らなかった」と話したうえで、「10年前はマラソンをやってみようという気力があった。今はしんどいし面倒くさい。年齢にも甘えている部分もある。ナマケモノになったという認識でした。子どもはまだ10歳と8歳ですからね。まだ介護してもらえないですもんね」と弱音を吐きつつ笑いを誘った。室教授は「いつでも病院を頼ってほしい」と助け船を出していた。
セミナーではほかにも、奈良県広陵町の山村吉由町長による自治体が行うCOPD対策についての講演も行われた。