“好みの顔”をあらゆる要素から数値化 成婚に導くAIマッチング技術が精度向上

「日本結婚相談所連盟(IBJ)」が16日、IBJお見合いシステムにてAIマッチング機能のリニューアルを実施。“好みの顔”を学習する「AI looks」で、「日本顔タイプ診断協会」監修のもと、より精度の高い測定を実現した。

ビッグデータから“好みの顔”を持った人を紹介(写真はイメージ)【写真:写真AC】
ビッグデータから“好みの顔”を持った人を紹介(写真はイメージ)【写真:写真AC】

輪郭、パーツの位置、パーツの大きさなど、顔タイプをあらゆる要素から数値化

「日本結婚相談所連盟(IBJ)」が16日、IBJお見合いシステムにてAIマッチング機能のリニューアルを実施。“好みの顔”を学習する「AI looks」で、「日本顔タイプ診断協会」監修のもと、より精度の高い測定を実現した。

 IBJは全国2908社の結婚相談所と、7万3994名の会員をつなぐ、国内最大級の結婚相談所ネットワーク。結婚相談所の開業支援も行っており、各地域に根差した結婚相談所網を広げることで、相互協力しながらカップルを成婚に導いている。2019年には、全国の加盟相談所向けにAIマッチング機能をリリース。過去の活動履歴をディープラーニングし、相性が良さそうな相手を提案する「AI history」と、好みの顔の傾向を学習する「AI looks」により、条件検索だけでは難しい“顔の好み”や“相性”の合う方を紹介、AIが縁を結んだ成婚を実現させてきた。

 今回のリニューアルでは、輪郭、パーツの位置、パーツの大きさ、タレ目、ツリ目といったパーツごとの傾きなど、会員7万名超の顔タイプをあらゆる要素から数値化。会員アプリのプロフィール画像の閲覧ログから取得した“好みに近い顔タイプ”の相手を、統計数値の差分が小さい順にリコメンドできるようになった。より精度の高い測定が可能となっただけでなく、潜在的に好みであると判定された相手のリコメンドにより紹介数も増加、提案速度も格段に向上したという。

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