コロナ感染者数激減も油断できず 長崎大院・森内教授「2か月後は欧州に近い状態」と警鐘
長崎大学大学院の森内浩幸教授が15日夜に放送されたTBS系「news23」にリモート出演し、今後の新型コロナウイルス感染者数について予想した。
ワクチン3回目接種に街の声「もう嫌」
長崎大学大学院の森内浩幸教授が15日夜に放送されたTBS系「news23」にリモート出演し、今後の新型コロナウイルス感染者数について予想した。
森内教授は感染予防対策である3回目のワクチン接種について「2回目から3回目のワクチン接種は半年以上空いてきますと、あまり1回目と極端に違わないくらいの反応で済むということになるんだろうと思っています」と説明した。
一方、15日に東京都でコロナ新規感染が確認された人数は7人と今年最少だったことについては、欧州で感染が再拡大していることを踏まえて「日本はワクチン接種が2か月くらい出遅れた。2か月出遅れたので、いま日本ではワクチン接種してそんなに時間がたっていませんよ、という人がいっぱいいます。逆に言うと2か月後の日本はいまのヨーロッパとほぼ近い状態になるんですね。重症化につながる人は少ないかもしれないけれども、ブレイクスルー感染によって感染そのものはどんどん広がっていく恐れがあります」と予想した。
第6波に備えてワクチンの3回目接種も呼びかけられているが、同番組では街の声として「ワクチンの効果があるのか、ウイルス自体が弱ったのかよく分からないが、そんなに感染者がいないのなら3回目受けなくていいのかなって思う」「副反応がワクチン接種1回目も2回目も40度くらいまで出てもう嫌ですね、あれは」との声を紹介していた。