【日本沈没】田所博士「第二波は来ない!」断言も 手元にネット民注目のワケ「おいしいよね」
俳優の小栗旬が主演を務めるTBS系日曜劇場「日本沈没-希望のひと-」(毎週日曜、午後9時)の第5話が14日に15分拡大で放送され、関東沈没によるパニックと避難民の姿が描かれた。原作は1973年に刊行された作家・小松左京氏のSF小説。2023年の東京を舞台に野心家の環境省エリート官僚・天海啓示(小栗)が、日本沈没という未曽有の事態に立ち向かっていく姿を描く。
関東沈没が現実化 首都圏を中心に深刻な打撃
俳優の小栗旬が主演を務めるTBS系日曜劇場「日本沈没-希望のひと-」(毎週日曜、午後9時)の第5話が14日に15分拡大で放送され、関東沈没によるパニックと避難民の姿が描かれた。原作は1973年に刊行された作家・小松左京氏のSF小説。2023年の東京を舞台に野心家の環境省エリート官僚・天海啓示(小栗)が、日本沈没という未曽有の事態に立ち向かっていく姿を描く。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
恐れていた関東沈没が突然始まり、首都圏の沿岸部が水没するなど深刻な打撃を受けた。天海(小栗旬)と「サンデー毎朝」記者の椎名実梨(杏)も被害を受ける。避難バスに乗って九州に向かった天海の妻・香織(比嘉愛未)と娘・茜(宝辺花帆美)、椎名の母・和子(宮崎美子)がトンネル崩落事故に巻き込まれたという情報が入り、天海と椎名は険しい山道をかきわけて現場を目指す。幸い、それぞれの家族は無事で現場近くの避難所で再会することができた。支援物資が少なくなっていく避難所のリアルな様子も描かれた。
第5話の最大の注目点は「第二波は来るのか」だった。昼夜を徹してデータの検証作業を行っていた田所博士(香川照之)が一つの結論に達する。導き出したのは「第二波は来ない」。「沈没による地震で海底プレートが断裂した。ちぎれたんだよ、プレートが。その跳ね返りによって沈み込む動きが止まった」。このシーンで注目されたのが田所博士の手元。海底プレートの断裂を長細い形状の“パン”で再現し、説明後にパクリと食べてしまった。
ネットでは「プレートをパンで例える田所博士」「海底プレートがちぎりパン」「スナックパンおいしいよね」「スティックパン食べる時マネしちゃいそう」「パン食べたくなった」「香川さんが食べてるパン、牛乳につけて食べるとうまい」などと面白がる声が多数上がる一方、「パンでプレート再現しないで」「今後もう海底プレートのことはパンにしか見えない」など冷めた声もあった。
海底プレートの断裂をパンで説明し「関東沈没は最小限の被害で収束した」と電話口の天海に断言した田所博士だったが、ドラマの最後に表情が一変。関東沈没第一波をはるかに上回るパニックの襲来を強く予想する幕切れだった。次回第6話からは「第2章日本沈没篇」に突入する。いったんは安堵した東山総理(仲村トオル)や常盤(松山ケンイチ)ら「日本未来推進会議」のメンバーにさらなる試練が降りかかる展開になりそうだ。