石山アンジュ氏、困窮学生への10万円給付に疑義 必要なのは“中長期的支援”と提唱

11日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜、午前8時)は、岸田文雄首相が10日の記者会見で発表した新型コロナウイルス感染拡大を踏まえた経済対策について特集した。

テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」が政府の経済対策を特集した【写真:ENCOUNT編集部】
テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」が政府の経済対策を特集した【写真:ENCOUNT編集部】

玉川徹氏「ポイントは急ぐ、ということ」

 11日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜、午前8時)は、岸田文雄首相が10日の記者会見で発表した新型コロナウイルス感染拡大を踏まえた経済対策について特集した。

 厳しい経済状況にある学生に対して修学継続のために10万円の緊急給付金を支給する、という方針について、コメンテーターとして出演した一般社団法人パブリックミーツイノベーション代表の石山アンジュ氏は「コロナが続いてまとまったお金が必要な、学費が払えないとか、家賃が払えないだったりとか、本当に払えなくて退学してしまう方もいる中でいうと、この10万円という一時金的な金額が果たして正しいのか、というふうに思ってしまいます」と疑義を呈した上で、「全体の10万円給付というところでもやはりもっと対象をしぼって中長期的にまとまったお金を支援できるようなあり方の方がいいのではないか、と思ってしまいます」と提案した。

 同じくコメンテーターの同局・玉川徹氏も「コロナで困っている学生さんがいっぱいいるのでここは急いでやってほしい。ポイントは急ぐ、ということです」と政府に注文した。

 石山氏は1989年、横浜市出身。国際基督教大学(ICU)卒業後、リクルートに入社。クラウドワークス経営企画室を経て現職。内閣官房シェアリングエコノミー伝道師、一般社団法人シェアリングエコノミー協会常任理事(事務局長兼務)の肩書も持つ。「シェア(共有)」の考え方をもとに「新しい社会の新しい生き方」を提唱し注目されている。

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