「麒麟がくる」東庵役の堺正章「顔が近くて抱きしめてやろうかと」道三役の本木を語る
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現代にも通じる生活感を上手く演じたい
さらに織田信秀とのシーンについて「道三と信秀、どちらが手強いかというと、信秀の方が僕にとっては手強い相手です。信秀と双六で対決しますが、それは小さな『戦』のようでした。賭け事をしている時、人はどこか気を許してしまうことがありますので、そこから何か情報を得たり、その得た情報をどう生かしていくのか、今回はその序章に過ぎないのではないかと思います。高橋克典さんの演技も、迫力のある智将という感じでした」と語った。
最後に毎週楽しみにしている視聴者に対して「東庵は、僕の中ではまだ謎の人物で、演じるのがとても難しいです。武将ではなく庶民ですし、どこか不思議な存在ですから、戦国の世でこれからどういかされていくのか、これからとても楽しみです。もしかすると宇宙人なんじゃないかと(笑)。武将たちのシーンは本音と建前が交錯しますが、東庵のシーンは、身構えずに少しリラックスしてご覧いただける、ホッとできる時間です。現代にも通じる生活感を、上手く演じることができればと思います」とコメントを残した。
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第4話の注目場面
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