青木真也がリングに乱入 18歳有望株との“場外乱闘”にファン「最高のプロレスラー」
6日に行われた、格闘技イベント「VTJ 2021」で起きた“場外乱闘”が話題となっている。修斗世界ライト級・西川大和が菅原和政に1ラウンドTKO勝ち。その後のマイクで、ABEMAの解説を務めていた青木真也に対戦要求。これを受けて、青木はケージに乗り込むと、エルボーを叩き込んだ。一部始終をABEMA格闘チャンネルの公式YouTubeが公開している。
西川「MMA教えて下さいよ」
6日に行われた、格闘技イベント「VTJ 2021」で起きた“場外乱闘”が話題となっている。修斗世界ライト級・西川大和が菅原和政に1ラウンドTKO勝ち。その後のマイクで、ABEMAの解説を務めていた青木真也に対戦要求。これを受けて、青木はケージに乗り込むと、エルボーを叩き込んだ。一部始終をABEMA格闘チャンネルの公式YouTubeが公開している。
まさかの光景だった。右目を腫らしながら、1ラウンド3分40秒で菅原を撃破した18歳西川の試合後のマイクだ。「こんな顔になって言うのもなんですが、解説にきている青木さん。もっと強くなったら、来年MMA(総合格闘技)教えて下さいよ。試合で教えてくださいよ。ぼくがやっていることがMMAじゃないんだったら」と宣戦布告。
これに青木がすぐさま反応。解説席から飛び出すとケージへ。西川に詰め寄ってエルボーを2発連続で叩きこんだ。不意を突かれた格好になった西川は前蹴りで反撃。スタッフがすぐさま、割って入った。
そしてマイクを握る青木。「おい! お前、誰の名前出したか分かってんのか? おい! 簡単に出していい名前じゃねえんだよ! ふざけんじゃねぇよ! うるせえよ! こんなインディーなところじゃやらねえよ。ちゃんと場所作っとけ! わかってんだろうな」と応戦していた。
さらに西川は「必ず準備して挑みます。でもやっぱり若い選手っていうのはどこかで必ず当たる壁。UFCに生きたいって言いながら試合しましたが、もっと見直さないといけない部分ある。どんな業界でも若い選手の世代交代なので、しっかり準備して、青木さんが怒らないような満足するような試合やりたいと思うので」と冷静に続けていた。
突如、勃発(ぼっぱつ)した場外乱闘。一部始終にファンからは「10代でここまで自分の考えを言語化できるのほんまスゲーな」「青木なりの優しさだとみんな気づいてるよ」「青木さんは最高のプロレスラーだなぁ…」「こういう格闘技界全体を考えたアクション見るとキュンとくる」などの声が上がっている。