天海祐希「絶対言っちゃダメ」 興味津々で“聞き耳”の三谷幸喜を口止め

女優の天海祐希、柴田理恵らが10日、都内で行われた映画「老後の資金がありません!」の大ヒット御礼舞台あいさつに登壇した。10月30日に封切られ、この日で観客動員数50万人を突破した。

柴田理恵、天海祐希、北斗晶、佐々木健介(左から)【写真:ENCOUNT編集部】
柴田理恵、天海祐希、北斗晶、佐々木健介(左から)【写真:ENCOUNT編集部】

映画「老後の資金がありません!」舞台あいさつに登壇

 女優の天海祐希、柴田理恵らが10日、都内で行われた映画「老後の資金がありません!」の大ヒット御礼舞台あいさつに登壇した。10月30日に封切られ、この日で観客動員数50万人を突破した。

 親の葬儀、娘の結婚、夫の失業など日常的な金銭問題に立ち向かう節約主婦を演じた天海は「感無量ですよ」と、一席空けではない満員の客席を見渡し感激の表情。「(映画を)見ながらちょっと(老後を)シミュレーションしていただける。どの年代の方にも楽しんでいただけるし、空間を共有することが大切なので、グループで来ていただければ。まだまだたくさんの方に見ていただきたいと思います」と呼びかけた。

 撮影現場では、天海のヨガ仲間を演じた柴田の表裏のない姿勢に感じ入ったようで、「すごい先輩に失礼なんですが、居住まいが壁を作らない、すごいオープンですごいフレンドリーでいてくださったので、周りに気を使わせない」と感謝を伝えた天海。休憩時間や待ち時間には、出演者の毒蝮三太夫が、得意の高齢者向け質問術で草笛光子から昔の撮影所のエピソード、俳優の裏話などを次々に聞き出していたことが、とりわけ印象に残ったという。

「表に出せないような話もあって、それを三谷(幸喜)さんが興味津々で聞いていました。『絶対言っちゃダメですからね』と言いました」と、市役所職員役で出演していた脚本家の三谷幸喜を口止めしたことを明かした。

 餃子チェーン店を立ち上げた夫婦役を演じた佐々木健介・北斗晶夫妻は、この日が初めての舞台あいさつという緊張の現場になったが、それ以上に「(オファーが)ドッキリかと思った」(佐々木)ほど、夫婦には出演依頼そのものがサプライズだったという。

「撮影中に結婚25周年を迎え、いい思い出になりました」と振り返る北斗は、「歌がヘタなので、夫婦でカラオケボックスに初めて行って練習したり、一つのせりふを寝言がでるくらい言っていました」と役作りに取り組んだことを明かした。

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