【アバランチ】田中要次の強烈な過去判明 「アバランチで一番ヤバイ人かも」とSNS驚愕

俳優の綾野剛が主演を務めるカンテレ・フジテレビ系月曜ドラマ「アバランチ」(午後10時)の第4話が、8日に放送された。(以下、ドラマの内容に関する記載があります)

田中要次の衝撃的な過去が明らかに【写真:(C)カンテレ】
田中要次の衝撃的な過去が明らかに【写真:(C)カンテレ】

ラストシーンでは綾野演じる羽生が「アバランチ」の発足理由を語り始める

 俳優の綾野剛が主演を務めるカンテレ・フジテレビ系月曜ドラマ「アバランチ」(午後10時)の第4話が、8日に放送された。(以下、ドラマの内容に関する記載があります)

 同作は謎に包まれた集団「アバランチ」の活躍を描く劇場型ピカレスク(悪漢)・エンタテインメント。「アバランチ」は政治家や官僚、大企業などの富と権力を持つ“強者”に対し、独自の捜査や追跡、そして報復を行う。綾野は主人公で「アバランチ」のメンバー・羽生誠一を演じる。「アバランチ」は羽生の他、室長の山守美智代(木村佳乃)、天才ハッカーの牧原大志(千葉雄大)、元所轄刑事の打本鉄治(田中要次)、元自衛隊の明石リナ(高橋メアリージュン)で構成されており、警視庁捜査一課を左遷された西城英輔(福士蒼汰)もメンバーに加わった。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 第4話で羽生は、各界の超VIPが通う高級会員制サロン「悠源館」の経営者・黄月蘭子(国生さゆり)に接触する。第3話でリナが体を張って手に入れた動画を使い、蘭子が管理する「Kファイル」を渡すよう取引を持ちかけた。悠源館の実態が公になれば築き上げてきた地位や名声を失うが、簡単にファイルを渡せない蘭子。黒幕である内閣官房副長官・大山健吾(渡部篤郎)に報告するも、大山から“切られた”と悟った蘭子は自ら命を絶った。

 打本は次のターゲットとして、大山と懇意の仲で関東医師連合の会長を務める神崎龍臣(中丸新将)に目をつけた。全国に組織票を持っている神崎には、さまざまな政治家が擦り寄って来る。そのとりまとめが大山なのだ。打本とリナは神崎の病院で、父親の治療を後回しにされてしまった女性と出会う。「いよいよ俺の出番」と張りきる打本。打本は元警視庁の優秀な爆弾処理班のひとりで、直属の上司が暴力団から賄賂を受け取ったことに激怒し、横流し品が乗った上司の車を爆破した過去があった。

 牧原のハッキングによって、治療を優先された患者が「沢村メディックス」の代表・沢村秀明であることがわかる。神崎の病院の医療機器の8割が「沢村メディックス」から購入されており、さらに沢村は会長選の選考委員の医師がいる病院にも総額35億円の医療機器を販売していた。神崎の口利きや、沢村を利用して不正にお金を動かしたことが疑われることから、神崎が沢村の治療を特別扱いしたことは間違いない。「アバランチ」のメンバーは独自の調査と追跡で沢村の治療を担当した医師に近づき、神崎や大山の悪事を生配信していく。

 打本は神崎に「今あなたの醜態は全世界に配信されている。一度配信されたらもう誰にも止められない」と伝え、「あとの判断はこの動画を見ているすべての人間に委ねる!それが俺たちアバランチ、アバランチだ!」と声をあげた。熱い打本の姿を「エモかった」と笑う羽生と牧原。打本は「でも仲間って、いいもんだな」としみじみ語った。大山と繋がりのある人物を着々と切り崩していく「アバランチ」だが、ついにリナの正体が大山にバレてしまう。またドラマは、羽生が西條に「聞きたいか西城君、なぜアバランチができたかを。もう戻れないぞ」と真実を明かし始める場面でエンドを迎えた。

 SNSでは、正義感の強すぎる打本の姿に反響が。「今回の打本もみんな同様悲しい過去があるかと思わせて正義感の塊だった。打本の演説を横で聞いて笑っている羽生と牧原の可愛さ」「3話の『大山を恨んでるリスト』に打本(ウチさん)の名前がなかったのは、個人的な理由がなくアバランチメンバーになっていたからなんだね。なるほど~」といった声や、「普段は穏やかそうに子どもたちの玩具を直してあげているいいおじさんなのに、その実、上司の不正が許せないからって車ごと爆破させる打さんってアバランチで一番ヤバイ人かも」など打本の強烈な過去に驚く声があがっている。

 15日放送の第5話では、羽生から「アバランチ」発足の理由が語られる。「アバランチ」発足の経緯とともに羽生の過去も明らかになる5話も要注目だ。

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