濱田岳が上白石萌音の“兄”堪能 「お兄ちゃん」と呼ばれ「キュンキュンしています」

NHKの連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜、午前8時)にヒロイン・安子(上白石萌音)の兄・算太を演じる俳優・濱田岳が、このほど、同作に出演する思いや自身の演じる役や上白石の印象などを明かした。

橘算太を演じる濱田岳【写真:(C)NHK】
橘算太を演じる濱田岳【写真:(C)NHK】

NHKの連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」でヒロインの兄・算太役を熱演

 NHKの連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜、午前8時)にヒロイン・安子(上白石萌音)の兄・算太を演じる俳優・濱田岳が、このほど、同作に出演する思いや自身の演じる役や上白石の印象などを明かした。

「NHK大阪には、2017年に放送された連続テレビ小説『わろてんか』への出演で初めて来ました。そのときに渋谷のNHKとは違う、大阪でしかつくれない雰囲気があるんだと知って、そのみなさんとまた“朝ドラ”でご一緒できるということが、素直にうれしかったです。だから役柄どうこうではなく、『また大阪のスタッフのみなさんと会える』というのが最優先事項で、『そういえば聞き忘れていましたけど、どんな役ですか?』と後から聞くような、そんな気分でした(笑)。やっぱり『わろてんか』の撮影が楽しかったですし、きっとどの俳優さんに聞いてもおっしゃると思うのですが、大阪のチームにしかない空気が出演の決め手になっている俳優は、僕以外にも多いと思います」

 演じる橘算太は、橘家の長男で安子の兄。家業である和菓子屋の修業をはじめるが、全く興味がなく、何度も父・金太と衝突する設定。

「実はこの作品への参加が決まったときには、まだ13歳の算太から僕が演じることが提示されていなかったんです。最初からいる人物だという情報はもらっていたけど、ヒロインの幼少期は子役の方が演じるのが“朝ドラ”の定番だから、算太もそうだろうなと思っていました。しかし安子ちゃんだけ子役で、13歳の算太は僕でした。ムチャぶりのような気がしましたけど(笑)。台本を読んでいたらダンスのシーンが出てきて、ダンス自体やったことがないのでドキドキしかありませんが、少しでも力になれるようにがんばりたいです」

 ヒロインを演じる上白石の印象にも言及。

「萌音ちゃんは、パブリックイメージどおりのかわいらしい方で、遠くから『お兄ちゃん!』と呼んでくれるのでキュンキュンしています(笑)。スタッフのみなさんからもよく『本当のきょうだいっぽい』と言われますが、僕はむしろ母性というか懐の広さを感じます。なんか困らせがい、裏切りがいがあるんですよね(笑)。懐の広さに甘えたくなっちゃうっていうことなのかな(笑)」

 また、同作ならではと感じる特徴も紹介。

「“朝ドラ”らしさ、温かさ、家族の物語という要素はあるんですが、こんなに速い展開で進んでいくのは新しいと思います。台本を読み慣れていて、台本からいろいろ想像してカメラ前に立つという仕事をしている僕らですら、はじめて出会うスピード感です。今回の『カムカムエヴリバディ』にしかないスピード感やお話の展開を僕自身がすごく楽しく感じているので、みなさんにも楽しんでいただけたらうれしいです」

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