藤本美貴、長男の骨折見抜けず後悔「手術も必要だった」 かかりつけ医の重要性強調

ミュージシャンでタレントのデーモン閣下、タレントの藤本美貴が8日、東京・霞が関の厚生労働省で開催された「上手な医療のかかり方 特別トークセッション」に出席した。

「上手な医療のかかり方大使」を務める3人を子育て中の藤本美貴【写真:ENCOUNT編集部】
「上手な医療のかかり方大使」を務める3人を子育て中の藤本美貴【写真:ENCOUNT編集部】

デーモン閣下「吾輩の、世をしのぶ仮の中学生時代の同級生が主治医」

 ミュージシャンでタレントのデーモン閣下、タレントの藤本美貴が8日、東京・霞が関の厚生労働省で開催された「上手な医療のかかり方 特別トークセッション」に出席した。

 厚労省が「みんなで医療を考える月間」と定める11月のタイミングにあらためて、「コロナ禍における上手な医療のかかり方」をテーマに、専門家と一緒に2人はトークを展開した。

 同省の「上手な医療のかかり方大使」を務めるデーモン閣下は、「大きな病院に何でもかんでも行くんじゃなくて、内科を中心とした(自宅に)近いところにところにある非常にコミュニケーションが取りやすいお医者さんをかかりつけ医として設け、何かあったらそこに行きましょうというキャンペーン」と端的に意義を説明。厚労省の公式ウェブサイト「上手な医療のかかり方.jp」や♯8000(小児緊急電話相談)や♯7119(救急安心センター)の活用を呼び掛けた。

 自身もかかりつけ医がいるというデーモン閣下は、「吾輩の、世をしのぶ仮の中学生時代の同級生が主治医」といつも通りのややこしい説明で会場を和ませ、「定期健診を悪魔のくせに(やっている)」と苦笑いで告白した。

「身体は人間の体を借りているので(定期健診を)、やっているんですけど、いろんな数字が出てきて、それをかかりつけ医が診て、専門の先生に診てもらった方がいいからと紹介状を書いてもいい?という言い方をされて、じゃあやってもらいましょう、という流れになる。かかりつけ医のよさがそういうところにあると思う」と、大使の表情と悪魔の表情をない交ぜにしながらアピールした。

 ヨガのインストラクターの資格持つなど健康意識高い系の藤本は、「9歳、6歳、1歳10か月の子どもがいますが、下(の子)がよく鼻水が出ているな、とか、保育園でうつってきたかなと気を配る感じですね」と、子どもの体調管理の大切さを痛感する日々。それでも以前、危機一髪の状況があったことを打ち明けた。

「長男がスケボーやっていて、転んでひじをぶつけて帰って来た。(普段から)大げさな長男なので『大丈夫だよ、痛くないよ』と言ったんですけど、次の日も痛いって言うので、1回病院行ったら、折れてたんです。手術も必要だったんです」とあわやの一大事を報告。「ごめんごめんと謝った記憶があります。子どもって痛さもどれくらい痛いのか、言葉が出てこなかったりするので、難しいなと思った」と慎重さを欠いた自らの“誤診”を伝えた。

 真剣な表情でトークショーに耳を傾け、かかりつけ医の重要性をあらためて痛感。「いろんな話ができる気の合う先生を見つけてもらいたいと思います。あらためてかかりつけ医の必要性、大事だなと思います。病気に関することではなくても、不安を取り除いてくれる。何かでもいいから、いろんな相談ができる気の合うお医者さんを見つけることを始めたい」と誓った。

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