都内で6日に行われた「『テクノロイド』新メディアミックスプロジェクト発表会」には、声優の浦和希、峯田大夢、Kayto、渋谷慧の他に、萩谷慧悟、大塚剛央も登場した。「テクノロイド」はヒトとアンドロイドが共存する近未来の社会の中で、アンドロイド達が音楽や歌を通じて未完成の“kokoro”を成長させていく物語。街が沈み水で覆われた世界で、エンターテイメントタワー「バベル」の「クライムステージ」に挑戦する3組のユニットの成長を描く。アニメ、ゲーム、音楽を連動させたメディアミックス企画で、2022年にスマートフォンゲームのリリースとテレビアニメ放送が決定したことが発表された。

　発表会には浦、峯田、Kayto、渋谷が担当するユニット「KNoCC（ノックス）」の他に、「STAND-ALONE（スタンドアローン）」のライトの声を担当する萩谷、「メカニカメタリカ」のアウル役の大塚剛央も登場した。男性ユニット「7ORDER」で活動している萩谷は声優初挑戦。「僕は初めて声優をやらせて頂く。昔からすごく興味があったのでうれしかった」と喜んだ。ライトが所属する「STAND-ALONE」は「バベル」の最上層で名を知らしめるトップクライマー。萩谷はライト役について、「パフォーマンスに対して純粋な気持ちを持っている。『KNoCC』のパフォーマンスにも素直に感動して応援やアドバイスしてあげたり。トップクライマーだけどそういう関わりがある役」と説明した。

　大塚は、「人を笑顔にする」という目的で「バベル」に挑む4人組「メカニカメタリカ」のアウル役。無気力で無愛想、やる気がないアウルについて大塚は、「ユニットメンバーが個性的で振り回される役。ユニット自体に興味がないわけでなく、比較的常識人で知性派です」と解説。また「すごいプロジェクトに関わっているなとすごくうれしい気持ち。楽しみにして下さるみなさんに、素敵なものを届けられるように頑張っていきたい」と意気込んだ。

「水で覆われた世界」にちなみ、報道陣から「実際に世界が水没したらどうする？」と質問が。大塚は「普段のプライベートから、太陽がない生活の方が好きなので」と告白し、「あまり日常と変わらないかな。ゲームが好きなので、水没した世界ならではのアクティビティがあってもちょろっとやって、『もういいや』となって、ゲームするんじゃないかな」と会場を笑わせた。渋谷も「インドア派でゲームが大好きなんで、外がこうなっている（沈んでいる）ならずっと家の中でいいかと。ずっと『テクノロイド』してると思います」とPR
した。

　この日は萩谷と渋谷の誕生日が近いことから、サプライズでバースデーケーキも登場。2人は「ありがとうございます！」と喜んだ。