「テクノロイド」2022年アニメ放送 コバルト役の浦和希「収録終わった頃にはヘナヘナ」

声優の浦和希、峯田大夢、Kayto、渋谷慧らが6日、都内で行われた「『テクノロイド』新メディアミックスプロジェクト発表会」に登場した。「テクノロイド」は音楽プロデューサーの上松範康氏、上松氏が設立した音楽制作ブランド「Elements Garden」、作詞家のRUCCA氏が原案を手掛け、豪華クリエイター体制を整えて挑む完全オリジナル音楽コンテンツ。ヒトとアンドロイドが共存する近未来の社会の中で、アンドロイド達が音楽や歌を通じて未完成の“kokoro”を成長させていく物語。アニメ、ゲーム、音楽を連動させたメディアミックス企画で、2022年にスマートフォンゲームのリリースとテレビアニメ放送が決定したことが発表された。

「テクノロイド」新メディアミックスプロジェクト発表会に出席した萩谷慧悟、渋谷慧、浦和希、Kayto、峯田大夢、大塚剛央(左から)【写真:ENCOUNT編集部】
「テクノロイド」新メディアミックスプロジェクト発表会に出席した萩谷慧悟、渋谷慧、浦和希、Kayto、峯田大夢、大塚剛央(左から)【写真:ENCOUNT編集部】

3組のアンドロイドユニットが歌とダンスで「バベル」をクライムしていく物語

 声優の浦和希、峯田大夢、Kayto、渋谷慧らが6日、都内で行われた「『テクノロイド』新メディアミックスプロジェクト発表会」に登場した。「テクノロイド」は音楽プロデューサーの上松範康氏、上松氏が設立した音楽制作ブランド「Elements Garden」、作詞家のRUCCA氏が原案を手掛け、豪華クリエイター体制を整えて挑む完全オリジナル音楽コンテンツ。ヒトとアンドロイドが共存する近未来の社会の中で、アンドロイド達が音楽や歌を通じて未完成の“kokoro”を成長させていく物語。アニメ、ゲーム、音楽を連動させたメディアミックス企画で、2022年にスマートフォンゲームのリリースとテレビアニメ放送が決定したことが発表された。

「テクノロイド」の舞台は、太陽の熱が全てを溶かした水で覆われた世界。ここでは空の下から逃れた人々に替わり、アンドロイドが労働を担っている。そんな世界でヒトとアンドロイドが希望を見出したのが、エンターテイメントタワー「バベル」。さまざまなエンターテイメントが行われている「バベル」の中で、最も人々を熱狂させているのが「クライムステージ」だった。ヒトやアンドロイドの垣根を超えて集まった「クライマー」と呼ばれる挑戦者たちが、音楽やダンスでパフォーマンスを披露。より上のステージを目指して「バベル」をクライムして(登って)いく。アンドロイドは経験や学習を通して「感情を獲得する可能性」を与えるプログラム「kokoro」が成長し、「心」が芽生えていく。

 同作には、3組のクライマーユニットが登場。「バベル」の頂上を目指して奮闘する4人組「KNoCC(ノックス)」、「バベル」の最上層で名を知らしめる3人組の人気クライマー「STAND-ALONE(スタンドアローン)」、「人を笑顔にする」という目的で「バベル」に挑む4人組「メカニカメタリカ」だ。それぞれのユニットにオリジナル楽曲が用意されている。

 浦、峯田、Kayto、渋谷は「KNoCC」の4人組の声を担当。コバルト役を浦和、ケイ役を峯田、ネオン役をKayto、クロム役を渋谷が務める。浦はコバルトについて、「陽気で騒がしいムードメーカー。子どもみたいに笑って暴れ回る。いろんなものに興味を持って、みんなを無理やり引っ張るムードメーカー、リーダーみたいな存在」と紹介。「コバルト君がすごい元気。そのパワーも僕がひねりださないといけないので、いかに元気さを表現するか。(収録が)終わった頃にはヘナヘナになって帰ってます」と明かした。

 ケイ役の峯田は自身の役どころについて、「一見荒々しい役。問題を起こすコバルトを怒ってしまうんですけど、メンバーを大事にしている。包容力のある兄貴肌的なキャラクターです」と解説。ネオン役のKaytoは、「のんびりダラダラ、マイペースだけど、自分の好きなものに対しては貫いてまっすぐ愛する。いろんな魅力を持った愛したくなるキャラクター」と語った。クロム役の渋谷は、「メンバーの中でも理知的で穏やか。常に敬語で話すキャラクター。頭脳派で知識欲が強い」と説明した。

 また「KNoCC」が歌う楽曲「KNOCKIN’ ON×LOCKIN’ ON」についてKaytoは、「イントロから『始まるんだな!』と感じる。お腹の底から胸の奥から、高揚感が引っ張り出されるような、ワクワクする曲です」とPR。渋谷も「あー!もう!かっこいい!」と興奮しながら、「『KNoCC』としての初めての楽曲なので、『テクノロイド』の世界観やテーマもしっかりと表現された楽曲になっています」と語った。峯田はレコーディングを振り返り、「実際にキャラクター達を背負って歌っていくので、彼らの考えていることや出す音色を考えながら、どういう歌い方にしようかディスカッションして挑戦しました。たくさん聞いて頂けたらうれしい」と語った。

2022年からの展開を見据えた浦は、「皆さんがつないでくださったバトンを僕たちが一緒に持って、これからも展開していきます!応援していただけるとうれしいです!」とあいさつした。

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