吉高由里子主演「最愛」第4話 “信号待ち”演出が「切なくて苦しすぎた」と話題に
女優の吉高由里子が主演を務めるTBS系金曜ドラマ「最愛」(午後10時)の第4話が5日に放送された。
情報屋の正体も明らかに ツイッターでは「大ちゃん」がトレンド入り
女優の吉高由里子が主演を務めるTBS系金曜ドラマ「最愛」(午後10時)の第4話が5日に放送された。
(以下、ドラマの内容に関する記載があります)
同作は、吉高演じる女性実業家で殺人事件の重要参考人となった梨央と、梨央の初恋の相手で梨央を追うことになった刑事・大輝(松下洸平)、梨央を支える弁護士・加瀬(井浦新)を中心に展開するサスペンスラブストーリー。15年前の2006年、梨央が青春時代を過ごしていたのどかな田舎町で、大学院生・渡辺康介(朝井大智)の失踪事件が起きた。15年後、時代をけん引する実業家となった梨央の前に康介の父・昭(酒向芳)が現れ、当時の記憶とともに封印したはずの事件が再び動き出す。その昭も遺体で見つかったことから、梨央と大輝は15年ぶりに「殺人事件の重要参考人」と「刑事」という形で再会した。
5日に放送された第4話では、大輝が謎の情報屋の青年(高橋文哉)を追いつめるが、ギリギリで逃してしまう。しかし情報屋から非通知で電話があり、事件に関する情報のありかを告げられる。そこで見たものは昭が殺害される動画だった。同じ頃、行方不明になっていた梨央の弟の優(幼少期:柊木陽太)から、梨央のもとに同じ動画が届く。とあるビルの屋上で再会することになった梨央と優。ここで情報屋の正体が優だったことも明らかになった。ドラマは梨央と再会した優(高橋文哉)が、「やったのは俺なんや」と昭の殺害を告白したところでエンドを迎えた。
この展開にSNS上では、「第4話で犯人判っちゃって、『最愛』はどこにたどり着くんだろう」「犯人はわかりましたが、謎が深まるばかりです」「ついに優に会えた梨央はどうなるのかな?」「まだ4話なのにこの急展開!」と今後のストーリーに注目がする声が上がった。また情報屋が大輝に非通知で電話したシーンでは、情報のパスワードとともに大輝のことを「大ちゃん」と呼んだことから、この時点で「情報屋=優」であることが明らかに。ツイッター上でも「大ちゃん!」「大ちゃん言うた!」と盛りあがり、一時「大ちゃん」がトレンド入りした。
さらに、劇中で梨央と大輝が信号待ちをするシーンにも反響が。梨央に呼び出された大輝は居酒屋へ向かい、方言で昔のような他愛もない会話をする。大輝の同僚が待つ車に戻るまでの夜道、2人は信号待ちの横断歩道で立ち止まる。梨央は大輝の背中を見つめ、全てを打ち明けてしまいたい衝動に駆られる。「本当は全てを打ち明けてしまいたい」「その背中を呼び止めて、ずっと言えなかったこと全部」。その気持ちを押し殺しながら、梨央は大輝に「大ちゃん、私やっとらんよ。渡辺昭さん、殺しとらん」と伝える。大輝は振り向かないまま、「信じるよ。お前やないってこと、俺が証明する。だからそっちも薬諦めんな」と返した。その言葉に涙があふれた梨央は、思わず大輝の胸に飛び込み「絶対作る。実現したら最初に報告する」と伝えた。大輝は抱きしめ返したい気持ちをぐっと抑えるのだった。
このシーンでは信号の演出に称賛が集まった。横断歩道の赤信号があと少しで青信号に変わるというところで、2人の姿は映らなくなる。青に変わると2人は距離をあけて再び歩き出した。SNS上では「信号変わるまでの密やかな逢瀬美しい」「信号変わんないで……って思ったよね」と、演出に胸を突かれた視聴者が続出。また、「全てを話したい梨央。大ちゃん抱きしめ返したかっただろうな、と思うと切なくて苦しすぎた」「信号待ちのシーン、梨央の気持ちを考えたら胸がぎゅーーーってする」「大ちゃんが刑事じゃなかったら何もかもぶちまけてただろうし、抱きつかれた時も抱きしめ返したかもしれないのにね」と、2人の切ない気持ちに思いをはせる声も寄せられた。
12日放送の第5話も要チェックだ。