「ナポレオンズ」パルト小石さん、肺炎のため死去 妻がコロナ禍での闘病生活を明かす
お笑いコンビ「ナポレオンズ」のパルト小石こと小石至誠さんが肺炎のため26日に死去していたことが分かった。公式サイトが30日に発表した。
葬儀は近親者のみ執り行われた
お笑いコンビ「ナポレオンズ」のパルト小石こと小石至誠さんが肺炎のため26日に死去していたことが分かった。公式サイトが30日に発表した。
公式サイトでは「ナポレオンズ パルト小石こと小石 至誠が2019年より闘病生活に入っておりましたが、肺炎により10月26日永眠しました」と報告。「葬儀はご家族の意向により近親者のみにて執り行われました」と発表した。
また、妻の下田結花さんもブログを更新。「10月26日、火曜日。午後4時26分。肺炎のため、至誠は逝きました。私に頭を抱きかかえられたまま」と伝えた。
ブログでは、「コロナ禍の面会禁止の中、防護服やマスクから僅かに出ていた頬を至誠の額に押しつけ、右手で頭を抱き、左手を至誠の心臓に押し当てていました。至誠はずっと自然昏睡の状態で、何も苦しまずに旅立ちました」と状況を説明。「一緒にいてくれてありがとう。結婚してくれてありがとう。至誠といて幸せだったよ。大好きだよ、至誠」とつづっている。
小石さんは2019年に急性リンパ性白血病を発症して入院。翌年7月に寛解するも8月に再発。その後も、入退院を繰り返し、9月に肺炎で緊急入院していた。
小石さんは専修大学マジック同好会の同級生だったボナ植木とコンビを結成。1977年に「マジック・ナポレオンズ」としてデビュー。「笑点」の演芸コーナーにも出演していた。